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『……』
深｢Aめっちゃ疲れてんね｣
『そりゃあもうクタクタです…』
深｢ふは、ごめんなあ｣
『α感全開の辰哉先輩もかっこいいですけど…』
深｢嬉しいこと言ってくれんね｣
かっこいいのは確か。Ωがαの優位性に惹かれるのも理にかなってる。
ただ、ほんっとうに3人にはもっと自分がエリートだと自覚して欲しい！
紅茶とシフォンケーキを注文して食べ終わった先輩達の執事喫茶を後にし、廊下を歩きながらそう心の中で強く訴えた。
意識を失いそうになっていたΩの子を助けに行こうとする先輩達を必死に食い止めた私のファインプレーをもっと褒めてもらいたい気もする。
深｢次お化け屋敷でも行く？あ、でもすげー並んでるかも｣
『あー、確かにそうですね。今なら講堂で有志のバンドやってます、行きますか？』
深｢そうしよっか。＿＿A、水はどうした？店番までは持ってたよな？｣
『あれ、ほんとだ…。ポーチも無い』
多分模擬店のテントに忘れてきたんだ。記憶を辿れば、確かに財布だけ持って走った気がする。
深｢ポーチ無いのはまずいな。回収してからいこう｣
『すみません、遠回りになっちゃうな…』
深｢そんな顔しないの。文化祭楽しむよりAの方が大事だもん｣
『辰哉先輩…、ありがとうございます』
安心させるように手を握り直して、あいているもう一方で私の頭を撫でてくれる辰哉先輩。
なんでこの人は私を安心させるのがこんなにも上手いんだろう。
なんで私はこの人の手でこんなにも安心出来るんだろう。
深｢めめとラウールもさ、俺らのクラス展示行くって言ってたんだよ。
あの2人が来たら執事役のやつら霞むって思っちゃったわ｣
『ふふっ、確かに危ういかもしれませんね』
深｢だろ？せめて2＿＿来なさいよって＿＿ら拒否られ＿＿｣
『…ぇ…？』
深｢＿＿A？』
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紅彩(プロフ) - わーぉさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！引き続き頑張って更新していただきます。お気遣いありがとうございます！ (2021年8月29日 14時) (
レス) id: 4196f501cf (このIDを非表示/違反報告)
わーぉ(プロフ) - 素敵な小説をありがとうございます！更新されるのを毎回楽しみにしていました。次のお話も気になり待ち遠しいです！無理なくよろしくお願いいたします！ (2021年8月29日 13時) (レス) id: 88cbea371f (このIDを非表示/違反報告)
しゃも(プロフ) - お返事ありがとうございます。応援してます。 (2021年8月29日 13時) (レス) id: 9144ae481b (このIDを非表示/違反報告)
紅彩(プロフ) - しゃもさん» ありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいですし、次も頑張れます。引き続きよろしくお願いします！ (2021年8月29日 10時) (レス) id: 4196f501cf (このIDを非表示/違反報告)
しゃも(プロフ) - 楽しみすぎて更新が待ち遠しい程でした。次も楽しみにしてます！、 (2021年8月29日 10時) (レス) id: 9144ae481b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅彩
| 作成日時：2021年8月9日 20時
