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岩｢今日は何も無かった？｣
『うん、照くんのこと色々考えてた』
岩『あっは、なにそれ』
昼過ぎ、仕事から帰ってきた照くんと食卓を囲みながら談笑。
照くんを疑ってる、なんて思わせてしまったら申し訳ないから…
うまく聞かないと。
『2人でどこに行ったとか、色々聞きたい』
岩｢んー、買い物とか散歩とかよくしてたよ｣
『散歩の時に写真撮ってくれたりしてた？』
岩｢うん、よく撮ってた｣
『そっか、いっぱい思い出あるんだねえ』
岩｢A可愛いからさ、残しときたくなんの｣
なら、照くんが撮ってくれた写真は一体どこにあるんだろう。
あの黄色いアルバムじゃないと思いたい。
そうじゃないと…。
『考えてたんだけど、私達っていつから付き合ってる…？記念日とか、祝いたいなって』
岩｢ああ…｣
少しだけ浮かない顔になる照くん。
いつまでも思い出さない彼女を見るの、きっと辛いだろうな…。
＿＿だからこそ確かめたい。思い出したい。
岩｢もう少しで1年だよ｣
頭の奥の方で、かかっていた鍵が壊れる音がした。
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紅彩(プロフ) - みぃ。さん» 初めまして。楽しんでいただけたようで作者冥利に尽きます！ありがとうございます！！ (2021年3月6日 8時) (
レス) id: 4196f501cf (このIDを非表示/違反報告)
みぃ。(プロフ) - 初めまして。お手紙やカメラのくだり辺りから何となく想像してはいましたが、まさか4回も忘れさせてたとは！怖かったぁ！でも面白かったです。次作も楽しみにしてます！ (2021年3月6日 7時) (レス) id: 59fd607722 (このIDを非表示/違反報告)
紅彩(プロフ) - ぐりーんかれーさん» 騙されたという最高の褒め言葉をいただき、すごく嬉しいです！ありがとうございます！！ (2021年3月6日 0時) (レス) id: 4196f501cf (このIDを非表示/違反報告)
ぐりーんかれー(プロフ) - きゃぁぁーー！まさかのホラー要素のある話でしたか…てっきり照くんに騙されてしまいました。。笑 面白かったです！！次作も楽しみにしてます！ (2021年3月6日 0時) (レス) id: 5c6f4c07d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅彩
| 作成日時：2021年3月5日 22時
