お供十九 先輩 ページ23
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あ、どうも。戻ってきた五色Aです。
何かさっきより先輩達の雰囲気が柔らかくなった気がする。記憶ないからな〜。私は共有したいのに。
「戻ったか」
「あ、はい」
「記憶はあるか?」
「それが無いんですよ」
「は?なんで?」
「私達は双方の同意がないと記憶共有できないんですよ。
さっきは私が気を失ったというか、眠ったから殺鬼が勝手に共有したんだと思います」
「じゃあ今は殺鬼起きてるんだね」
「はい」
「じゃあ私達の名前分かんないんじゃないの?」
「そうですね」
「じゃー自己紹介ターイム。悟からね」
「何で俺からなんだよ。…五条悟」
「夏油傑だよ」
「家入硝子ね、えーと、」
「あ、五色Aです」
「Aか、よろしく」
「よろしくお願いします。夏油先輩、家入先輩、…悟先輩?」
「何で俺だけ下の名前で呼ぶんだよ」
「うーん、そう呼びたかったから?」
「何でお前が聞いてくんだよ」
「とにかく!秘密ですからね!シークレット!」
腕全体を使ってバッテン印を作る。
「…まぁ別にいいけど」
よかった…怒るかと思ってめっちゃ心臓ドキドキしてた。怒ったら怖そうだもん。
偏見だけど黒いオーラ出してそう。
ゴゴゴゴゴォォ…みたいな感じで圧で潰して来そう。
てかめっちゃ家入先輩ニヨニヨしてるんだけど。なんか寒気するわ、その顔。怖。
「私達は下の名前で呼んでくれないの〜?」
「別に先輩達が下の名前で呼べって言ったら下の名前で呼びますけど」
「いや〜別にいいよ〜」
「?」
なんなんだろう?そっちで夏油先輩が悟にも春が来たのかなって言ってるし。謎。
「ゴホン、改めてだがAはこのクラスで殆ど過ごしてもらうことになった」
「何で?」
「上に危険と判断されたからだな。2年と居た方が安全と考えたらしい」
「暴走なんてしませんけどねー」
「そんな事言っても、分からんだろう」
「あーでもそうですね」
宿儺って奴とか出てきたら暴走するかもしれないし。
「うん、やっぱり分かんないです」
「?…まぁいいだろう。そういう事だ」
「あ、改めてお願いします」
「ん」
「よろしくね」
「やった、女子が増えた」
「チッ 男ならよかったのに」
「あ、でも一応殺鬼は男ですよ」
「ほらよかったじゃん」
「いや…」
「性別以外男なんで心配しなくていいですよ」
走りが1番だけどね。
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レモン紅茶 - ウォンさん» コメントありがとうございます!これからも頑張らせて頂きます!誤字の件は五条と五色で紛らわしいですよね…笑 こちらも紛らわしい苗字にしてしまってすみません…!!反省はしません! (2020年11月30日 16時) (レス) id: e7c168c4f9 (このIDを非表示/違反報告)
ウォン(プロフ) - うわぁぁすみません誤字の件勘違いでした...笑すみません!! (2020年11月29日 22時) (レス) id: 0ed110d679 (このIDを非表示/違反報告)
ウォン(プロフ) - コメント失礼します!とっても面白いです、素敵な小説ありがとうございます!これからも頑張ってください!あと、誤字で五条先生が五色先生になってます!笑(小声) (2020年11月29日 22時) (レス) id: 0ed110d679 (このIDを非表示/違反報告)
りなりん(プロフ) - レモン紅茶さん» ぜひ感想を書いてくれると嬉しいです^^面白いですよ。 (2020年10月6日 21時) (レス) id: 4712018df1 (このIDを非表示/違反報告)
レモン紅茶 - りなりん様 ありがとうございます!そしてりなりん様の作品スマブラですね!作者スマブラ好きなので時間があったら見てみたいと思います!コメントありがとうございました! (2020年10月6日 21時) (レス) id: e8af690d8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レモン紅茶 | 作成日時:2020年9月14日 18時