140 僕が出した答え 5 ページ40
ジニョン side
ヒョンは…
さっきから何も言わず…
目を閉じ腕組みをしたままずっと考え込んでいる…
やっぱり…
中途半端に花を辞めるという僕の決断に…
ヒョンは賛成出来ないんだよね？
そう思いながら…
ヒョンの出す答えをひたすら待った…
ＪＢ「まぁいいんじゃね？それで…
どうせ俺が言ったところでお前は俺の意見通りに行動しねぇだろ(笑)？」
ハハハ…
よくご存じで…
ＪＢ「じゃもういいか？
今はとにかくジェクが心配だ…」
ＪＮ「そうだね…」
ＪＢ「前にもこんなことあったろ？
俺達二人はあいつらの教育係でもあるのに…なんでジェクの異変に気付いてやれなかったんだろうな…」
ＪＮ「それは…ヒョンがヨナさんに夢中でそれどころじゃなかったから…」
ＪＢ「は？じゃお前はなんだ？」
ＪＮ「僕も…Aさんの祖父母の珈琲屋に入り浸りで…ジェクの事は二の次になっていたから…」
ＪＢ「まぁと・に・か・く！
コミュニケーション不足が一番の原因ってことだな…」
ＪＮ「そういうこと…」
ＪＢ「で…ヨナへの連絡はどうすんだ？」
ＪＮ「あぁそれは…
ヒョンがヨナさんに説明して頂けるなら…僕はホントに嬉しい限りであります…」
ＪＢ「は？なんだよ…その変にかしこまった言い方？」
ＪＮ「だって…
ヨナさんってば…感情的になってすぐ泣くから(笑)…」
ＪＢ「ハハハ確かに…
『私のことなんて全然気にしなくていいんだよぉ？』とか『花のおかげでジニョンくんと絡めたのに…あぁこれからどうやって毎日を生きていけばいいのぉ？』とか言って号泣しそうだもんな(笑)…」
ＪＮ「ハハハ…じゃそういうことで…」
ＪＮ「あぁ…
俺が確実にヨナに伝えてやる…
だからその代わり(笑)…」
ニヤっとヒョンが笑った僕に詰め寄った…
あぁ…
限りなくヤな予感…
ＪＢ「お前の愛嬌動画…」
ＪＮ「え？なになに？」
ＪＮ「撮らせてくれよ(笑)…」
ＪＮ「え？なんで？ヤだよ…」
ＪＢ「な？頼む…ヨナの為なんだ…な？な？」
僕に断るという選択肢は用意されてないらしく…
暫く恥ずかしい愛嬌動画作りに無理矢理付き合わされた…
ＪＢ「やっぱ俺って天才だわ(笑)…」
今撮った動画をニヤニヤ笑いながら確認すると…
スキップしながら…
ヒョンはじぇくの元に戻って行った…
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2016年10月10日 20時
