136 僕が出した答え 1 ページ36
ジニョン side
今日は一日…
カムバックに向けてのダンスの通し練習…
車２台に乗り合わせ事務所に着いた僕達は…
そのままエレベーターで練習室へと急ぐ…
ジェボミヒョンは既にストレッチを済ませて…
準備万端の様子…
気持ちよく…
鼻歌なんか歌っちゃったりしている…
ＪＮ「ヒョン…おはよ…」
ＪＢ「あぁジニョンおはよ…
鞄…ありがとな…」
ＪＮ「いいことあった？」
ＪＢ「あぁ今日はラッキーDayだ…」
何がラッキーなのか検討も付かないが…
恐らく…
ヨナさんがらみの事なんだろう…
まぁ普通で考えたら…
あの後ヨナさんちに押し掛け…
そのままお泊まりしてきたワケだから…
はぁ…
もしやホントにごちそうさましちゃったってやつ？
いいよな…
ヒョンはなんでも思い通りで…
僕はストレッチをしながら…
ヒョンをうらめしそうに見た…
ＪＢ「なんだよその顔？」
ＪＮ「別に…」
ＪＢ「勘違いしてるみたいだから先に言っとく…
アレは当分まだまだだわ…」
ＪＮ「え？」
ＪＢ「あいつ…多分…男経験ゼロだ…
普段の態度を見れば分かるだろ？
俺を特別だと思ってねぇあの攻撃的な態度…」
ＪＮ「ははは…」
ＪＢ「付き合い始めって普通…相手に自分のいいとこ見せたくて頑張んないか？
俺は男としてあいつの前でカッコよくキメようと体当たりしてんのに…いつも肝心な所でビービー泣きやがって…
だから結局昨日はキス止まりで…」
口を尖らせ…
悔しそうに話すヒョン…
ははは…
でもちゃんとキスはしたっていう(笑)…
ＪＢ「しかも！
ヨナからやっと貰った合鍵にお前の顔のキーリングが付いてんの…
ホントありえねぇっつーの！」
ＪＮ「でもそんなヨナさんが好きなんでしょ(笑)？」
ＪＢ「ま…まぁな(笑)…」
プライベートの事はあまり話したがらないヒョンが…
珍しく僕から離れようとしない…
ＪＢ「あいつは今までの女とは全く違う…
だからこそちゃんと大事にしてやらねぇとって思うんだよ…」
ＪＮ「ヒョン…」
ＪＢ「なぁジニョン…
自分の思い通りにならないってなかなかいいもんだぞ…」
ＪＮ「そ…そうなの？」
ＪＢ「お前にも早くいい女が見つかるといいな…
一気に世界観が変わるから…」
気持ち悪い位にご機嫌なヒョンに…
肩をボンボンと叩かれた…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 165人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2016年10月10日 20時
