128 気遣い 8 ページ28
ＪＢ side
キッチンで…
洗い物を続けるヨナ…
ここはちゃんと真面目に謝らないとだな…
ＪＢ「ヨナ…わりぃな…」
ヨナ「…」
ＪＢ「なぁヨナ…ホントごめん…」
後ろから手をまわしてヨナを包み込むと…
ビクッとして…
スポンジとお皿を持つ手が止まった…
ＪＢ「強引過ぎたな…キスすんのそんなに嫌か？」
ヨナ「違う…そう…じゃな…い…」
あ？
ヨナ「恥ずかしいの…慣れてないから…
ジェボムみたいに…全然恋愛経験…多くないし…」
あぁなんだ…
そんなこと…
ＪＢ「なるほど分かった…
じゃいったん洗い流して手を拭こう…」
ヨナの手を包み込みながら…
一緒に泡を洗い流してタオルで拭いた後…
ヨナを俺の方に向かせる…
すでにヨナの目は涙で溢れている…
ＪＢ「なぁヨナ…好きになるのに恋愛経験やキスの数なんて関係ねぇぞ？
俺はさっき…お前の何気ない仕草が愛おしくて我慢出来ずにキスをした…
これっておかしいことか？」
ヨナが…
ブンブンと首を横に振っている…
ＪＢ「多分これからヨナにはたくさん迷惑をかける…
まだしばらくは外でデートなんて出来ねぇからな…」
ヨナ「…」
ＪＢ「やっと空いた時間を１秒でも無駄にしたくねぇから俺は今日ここに来た…
俺達って付き合ってんだよな？」
ヨナ「う…うん…」
ＪＢ「わりぃけど俺は我慢なんてしねぇぞ…
だからヨナも我慢すんな…
俺が全部受け止めてやっから…」
しばらく見つめ合った後…
納得したのか…
無言でヨナが目を閉じた…
俺は…
ヨナを優しく引き寄せ…
一度軽くキスをした後…
しぱらく甘いキスを楽しんだ…
ＪＢ「な？いいもんだろ？」
ヨナ「う…うん…」
ＪＢ「あぁたまんねぇ…じゃも一回(笑)…」
ヨナ「ばか！
調子に乗んないでってば！」
一瞬…
また怒られると思ったが…
予想外にまた目を閉じたから…
今度はもっともっと強めに…
この高ぶった感情が落ち着くまでキスを続けた…
あぁ…
幸せ！
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2016年10月10日 20時
