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45 あの日からの僕 22 ページ45

ジニョンside




ヒョンが全く起きる気配がないから…

その間にヨナさんにあの日の話をした…




ヨナ「それは気の毒だったわね…でもそれはジニョンくんのせいじゃないんじゃない?」

JN「ヒョンにも同じことを言われました…でもものすごく気になって仕方がないんです…」

ヨナ「そっか…そうなんだね…」




暫く沈黙が続く…




JN「ヨナさん!」

ヨナ「な…なによ?」

JN「僕のお願い聞いてもらえませんか?」

ヨナ「ヤだ…」

JN「まだ何も言ってないじゃないですか!」

ヨナ「分かるわよ…面倒なことだって…」

JN「で…でも…」

ヨナ「ハハハ…冗談だよ冗談…いいよ話してみて…」

JN「ありがとうございます…僕ね…あの人が退院するまで最後までしっかり見届けたいんです…」

ヨナ「いいわよ…これからも連絡し続ければいいんでしょ?」

JN「いやそういうのじゃなくて…もっとこう…うーんなんと言えばいいのかな?例えばこれから週イチで病院に綺麗な花束を届けるので…あの人の病室に飾ってもらえたらなぁって…」

ヨナ「え?そ…それはちょっと…」

JN「もちろん僕からだということは伝えてもらわなくていい…ただの…あの時あの場所に居合わせた人からって…そう言ってくれたらいいんです…」

ヨナ「うーん困ったな…」




ヨナさんの顔が一気に曇った…


だよね…




ヨナ「うーんそれは難しいんじゃない?だって本人さんは意識不明で寝たきりで面会謝絶なんだよ?」

JN「はい分かってます…」




また沈黙…




ヨナ「じゃあダメ元で…様子を見計らってお母様に話をしてみるね…まぁ期待しないで待ってて…」

JN「あ…ありがとうございます!あ…そういえば連絡先…電話番号しか知らないでしょ?カトクも交換しましょうよ?」

ヨナ「ヤだ…そんなことしたらこれからジニョンくんの生声聞けなくなっちゃうじゃん?」

JN「プッそんなこと…電話番号変えるわけではないしまた暇をみて必ず電話しますから…」

ヨナ「そ…そう(笑)?だったらべつにいいけど…いいよ交換してあげる…」

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作者名:じぇびにゃん(*´ω`*) | 作成日時:2016年9月19日 17時

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