懇談３ ページ31
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「その後ろへ隠した子に悪いコトする為に此処に来た訳じゃないんだよね？」
ひとつ下がったトーンに肝が冷えた。
何もしてないのにすっごい怖い…
例えるなら、そう、警察官と目が合ったような感じに似てる……
「ち、違いますよ〜」
「……その子が助けを求めて来ないからそういう事にしとくけど、大ちゃんが悪用してたって事だけ頭に入れといてね」
「うわぁ…」「あの人マジか…」
"大ちゃん"とやらと知り合いらしく、二人からドン引きした声が聞こえてきた。
足音が遠退いたかと思えば、チーノは力なく座り込み、ショッピくんは手すりに手をついた。
「はぁ〜…焦ったぁ…」
「やましいことしてないんだから隠さなくていいのに」
「いーや、ひとらんさんの顔見たら大変なことになるやろ」
「そういう感じね。
ところでしょぴさんははなれてくださいな」
「まだ慣れへんか」
「というかなぜ知ってるんですかチーノくんが喋ったんですね分かりました離れてください」
距離を詰めようとしてくるショッピくんから逃げる。
座り込んでるチーノくんを間に挟んで階段でご飯を食べることになりました。
「で、どういう風に話したの？」
「ひめのさんめっちゃオモロいで！
ほんま、マジでおもろいから一緒に飯食おら！
って誘われただけやで」
「それで来るショッピくんも大概よね」
仕方ないので昨日と同じように話すことにした。
ちょっと簡潔気味だった気もするけどチーノくんが割り込んで話してくれたから許してくれ。
「ﾝﾌﾌﾌ」
「笑うんならしっかり笑っていいですよ、散々笑われたんで」
言い切る前に声を出して笑うショッピくん。
元気によく笑うことで…
「良い人達ですこと」
「じゃ連絡先」
「なんでやねん」
まだ懲りてなかったのか。
教えるならトントンさんだって言ってるでしょ
「ごちそうさまでした。
ところで、ショッピくんに至っては勝手にこう呼んでるけどお名前お伺いしても？」
「生態...」
「もうええっての」
「紫原 しょうと。
紫の原っぱで"しはら"やで」
「紫原くんね」
「ショッピでええよ」
「じゃあオレもチーノで」
「あだ名で良いよって意味では？」
「ちゃうけど」
「マジか、こういう距離の詰められ方初めてだわ」
仕方ないので名前呼びをOKにしたら呼び捨てにされました。
流れ上仕方なし！連絡先交換は免れたので良し！
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赤ちゃん本舗 - 続編希望です！！とても面白くて一気読みしてしまいました (2021年2月21日 20時) (
レス) id: e4aec37d26 (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - 続きが！！！！！とても！！！！読みたいです！！！！！(ありがとうございます。大好きです。) (2021年2月19日 17時) (レス) id: 503fd2a4ac (このIDを非表示/違反報告)
ふたみや遥(プロフ) - つぶしたおもちさん» THANKS!!!! 昇天前にNextStageも楽しんでくださいね！ (2021年2月13日 10時) (レス) id: 2ee7dbb7d5 (このIDを非表示/違反報告)
つぶしたおもち - うっ（尊死）待ってめっちゃ好きです（昇天） (2021年2月13日 7時) (レス) id: 04fd0753f4 (このIDを非表示/違反報告)
ふたみや遥(プロフ) - gruppen^ら^さん» THANKS!!!!^ら^ (2021年2月3日 8時) (レス) id: 2ee7dbb7d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふたみや遥
| 作成日時：2021年1月25日 15時
