本当は信じたい。 ページ16
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「……」
今は1人じゃないだけだよ。
「みんな、凄くいい人で、優しい。
でも、結局一緒なの。
ずっと、信じたい人を信じてきた。
その結果、私が傷つけて皆私の前から居なくなった。」
研磨「…一緒なんかじゃない、
前とは全然違うし、Aせいでもない。
…俺はAが好き。
他の皆もAの事ちゃんと見てるよ…
Aもわかってるんでしょ…
だからまた、青城の人達を信じたいって言ったんでしょ?」
わかってるよ…
わかってる……
「……、っ…
私だって、…信じたいっ…!!
青城の皆に仲間だって言われたいっ!
仲間になりたいっ!
一緒に戦いたいっ…!!」
研磨「っ、!」
研磨の腕の中で、力を振り絞って叫んだ。
声おっきかったから、研磨にびっくりさせたかな。
「でも…っ!!
……っ……!」
研磨「……」
バッ!!!
研磨「Aっ、!!」
私は研磨の体を押し、腕の中から出て飛び出した。
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ガラァッ、
「…………
ちょっとくらいいいよね。」
保健室の空いているベッドで、私は人生初のサボりを試みた。
木兎「Aがさぼってるーー!」
ですよね。
「げ。」
まぁ、そんなことだろーと思った。
結局誰もちょっとも1人にしてくんない。
相変わらず元気。
つか声でか。他の人にもバレるだろーが。
「あーあ。ばれちゃった。」
せっかく仮眠できると思ったのに。
「んで?木兎はなんでここにいんの?」
木兎「あぁ、俺ちょっと腰ひねっちまってよ〜
今皆忙しいみてぇだから一人で来ちまった!」
「おい、何やってんだ。」
はぁ、こんなバカ他に……
一応いるか。(バレーバカ達)
「監督には言ったの?」
木兎「おう!後で来てくれるってよ〜!」
後でって……
木兎ってほんとにエースなの?((
「ほら、ここ寝て?」
私が寝ていたベッドを空けた。
木兎「えっ、でもAは?」
「ばかなの?怪我人優先に決まってるでしょ。」
木兎「(今日のAなんか怖い!)」(失礼)
「あー、それと、上の服脱いで。」
木兎「えっ!?」
「脱がないとどんな怪我か診れないでしょ!」
何故か頑なに脱ぐ気が無い様子の木兎。
こーなったら!
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れな(プロフ) - すごく面白いし、とても好きです、良ければ更新してもらえると嬉しいです。完結までついていかせてください。烏野メンバーとクロとの絡みが沢山みたいです! (5月12日 1時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
ppp - とても面白く、楽しく読ませてもらっています。更新大変かもですが、頑張ってください。楽しみにお待ちしてます。 (2023年3月18日 15時) (レス) id: 9e12ecc8ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゴンザエモン | 作成日時:2023年2月28日 21時