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狂犬ちゃん 3 ページ2

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花巻「京谷が岩泉意外の人に返事してる…」



及川「Aちゃんに先越された…」




部員にどんだけ返事してないんだ((




「手出して。」


京谷「……」



困ってるw



「こう。」



ギュッ



京谷「……!」




えっ…



京谷くんの手を握ると、とても冷たかった。



こんなにあったかい季節なのに。


もしかして緊張してるとか?



「私、京谷くんと皆が一緒にバレーするとこ、すっごい見たい。」



京谷「…」



「皆、言ってたよ。


京谷くんは、大事な仲間だって。」



京谷「…っ……」



仲間か、


いいな。



なんて、青城の皆の事を知っていく度に思う。


ちゃんと、ちゃんと決めなきゃ。今日。


そんなことを考えながら、傷跡だらけの京谷くんの手をテーピングをした。




「よし、できた!

頑張って!」




テーピングを終えた頃には京谷くんの手はさっきまでの冷たさはなくなっていた。



京谷「…すげ…、ざっす…」



京谷くんて、毎回返事くれるけどちっちゃいよね((



あとあんまり喋んない。不器用なんだろうな。





ピーッ!!!



そして試合開始の笛がなった。























































ピーッ!!!




1試合、京谷くんを含んだメンバーで、一通り見させてもらった。




んー…



京谷くん自体のスペックは悪くない。



なんか、青城の1番いい所、チームワークが上手く回らなくなったというか…



それに、3年生の顔はいつも通りだけど…


1、2年生の顔が何か諦めたような、呆れたような。そんな感情が私は読み取れた。



相手が鉄壁だから余計に京谷くんと相性が悪そうに見えた。





あと……





「矢巾。ちょっと、」


今は10分休憩、選手はそれぞれ水分補給をしたりして休憩している。




矢巾「…はい。」


矢巾は、なんで呼ばれたか分かっているかのような顔だった。









矢巾の前に立つ。



しかし、目が合わない。













「ん〜



足引っ張ってばっかじゃん。」



矢巾「っ、!」










「的な?」



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作品ジャンル:恋愛
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れな(プロフ) - すごく面白いし、とても好きです、良ければ更新してもらえると嬉しいです。完結までついていかせてください。烏野メンバーとクロとの絡みが沢山みたいです! (5月12日 1時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
ppp - とても面白く、楽しく読ませてもらっています。更新大変かもですが、頑張ってください。楽しみにお待ちしてます。 (2023年3月18日 15時) (レス) id: 9e12ecc8ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゴンザエモン | 作成日時:2023年2月28日 21時

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