腹筋フェチな前田さん。2

求婚。 ページ40

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30分経過






「じゃあよーい、スタート！」




私の合図とともに一気に手を動かす2人。


さっきより解けている様子。


やっぱ私っててんさ((




･









･









･






「……」






「「…………」」








「……唐揚げの準備してくる。」





日向「っ！」



影山「えっ、！！」







テスト終了後、2人の採点をしたが、


2人とも20点以上上がってました。




いやぁ、私ってこんなに天才だったのか！！まじ天((





日向「や、やた……やったぞ俺……！」



影山「す、……すげぇ、……！」




2人も酷く感激しているようだ。



本番のテストも、赤点だけは避けろよ。




くっそ、言い出しっぺだけど作るのめんどくさいな((







ﾁｯﾁｯﾁｯﾁｯ、



「作ってる間、休憩したら？」


日向「はい！そうします！ありがとうございます！」


影山「ありがとうございます、！」




休憩って言う言葉作った人って、天才だよね((しつこい。




「ふふふーん♪♪ふふーん〜ふぉぉぉん〜♪♪」



このビブラートの美しさを誰か褒めてくれ。




ガチャッ、





「お、」




そんなクソみたいな鼻歌を歌っていると、ドアが開く音がした。




『『『『あ。』』』』



日向「あ！」



影山「…！」




おーーーーっと、



これは、





「稲荷崎チーム。」



侑「お！A先輩や。……と、



飛雄くんと、翔陽くん。」



くん呼びなんだ。ま、そこはどうでもいいか。




こんにちはと言うようにぺこりとお辞儀をする治くんと、角名くん。

銀島くんは普通に声に出して挨拶してくれた。




侑「何しとったんですか？」



治「……唐揚げ…」



「…」



なんでか分からないけど唐揚げ作ってるのバレた。



「勉強頑張った2人に唐揚げ作ってるんだけど…」




治「……」




「えーっと……



た、食べる…？」




物欲しそうにこっちを見てくる治くん。


唐揚げ好きなのかな？




治「食べます。」




クールそうなのに、結構そういう感じなんだ。








･








･









･









･









治「結婚してください。」





んーっとですね…




キャラどした？(キャラ崩壊)



私の作った唐揚げは一瞬にして目の前から消えうせた。



育ち盛りの男の人こわ。




いや、美味しそうに食べてくれるのはめっちゃめっちゃ嬉しいけど。




「結婚はちょっと…」



治「なんでですか。」



求婚は困る。



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