腹筋フェチな前田さん。

梟谷 5 ページ25

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木兎「あれ……Aは…？」












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貴方 side








「……ふぅ…」





やばい……逃げ出してしまったァァ……



何を引き摺ってんだかね〜。



もう終わったことなのに





あ、そんなことより洗濯しなきゃ。


















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ﾊﾞｻｯ、ﾊﾞｻｯ







ﾊﾞｻｯ、ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ







超いい匂いするんですけど。






『あ。A先輩。』





「えっ？」




何も考えずただ無心にタオルバッサバッサやってたら

急に私の名前を呼ぶ声が後ろから聞こえたから振り返ってみたら






「国見じゃん。」





国見「え、なんで名前知ってるんですか。」




「全員の名前岩泉から聞いた。」



国見「そうなんですね。」




青城は今、音駒とか。




「お、国見その指」



国見「あぁ、ちょっと切ったんで洗いに来たんです。」




うわ、結構痛いところだ…


丁度水掻きのところら辺







「雪絵ちゃんには言わなかったの？」



国見「……喋ったことないから言いずらくて…」




だからって……




ちょっと強引に巻かれた絆創膏を剥がして水で洗おうとする国見。




「痛そ……」




傷口見たらいーってなるのわかる人いない？




「ち、ちょっと待って！」



そのまま直接水で洗おうとしてたからさすがに止めたわ。



国見「…なんですか」



「そんな適当にやったら余計血止まんなくなるから！


手貸して！」




国見「えっ、」




確かポケットにタオルが…





あった。





ｼﾞｬｰｰｰ





「切り傷は直接洗わないで、タオルを濡らしてこうやって、……」




国見の右手を自分の左手で支え、タオルでゆっくり血を拭き取り、抑える。





「それと、絆創膏はちっちゃいのを使って？

あとは、端っこを切って、親指に巻き付けたら固定できる。」




こういう場所って直ぐに絆創膏がぐちゃぐちゃになったり剥がれたりするからね。








国見「あ、…ありがとうございます…」




「そんで最後に、怪我したら誰かに言うこと！


どんな傷でもね？そのままにしたり適当に手当すると、どんどん悪化するから。


もしほかのマネージャーに言いにくかったら、先生でも私でもいいから必ず報告ね！」




国見「……はい。」






「よし！じゃー戻ろ！次、白鳥沢とでしょ？」



国見「はい。」



私も戻ろ



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