【H×H】雨の降る街【クロロ】 (ページ13)

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１１．停電ページ13

貴方｢お父様。今日はどんなご用件で？」

ムバル「あぁ、Aとまた一緒に暮らそうと思ってな。」

貴方「……」

ムバル｢実は、おいしい話があるんだよ
お前を嫁にもらいたいというものがいてな。どうだ、いい話だろ？｣

Aはそれでも黙ったままだ

ムバル｢A、だからそこに嫁にいけ。
そうすれば、お前は楽しい生活が送れるんだぞ｣

貴方｢……なにを｣

ムバル｢なにって！！貴様！私に恥を掻かせる気か？！
お願いしてるんだぞ？！この私が！！」

Aの父親…ムバルは立ち上がり、そう叫んだ

Aも、声を上げた

貴方｢私の意見は聞かないんですか？！｣

Aがそうった瞬間だ

鈍い音が店中に響き渡った

パシンッ―――

ムバル｢貴様の考えなど！！私からしたら蛙の考えよりも下だ！！！！！」

さらに

ｶﾁｬｯ――

部屋が真っ暗になった

作戦開始ってことか。

ムバル｢なんだ？！停電…？！」

イルミはキッチンの店員から順番に針を刺し、殺していった

さらにはホールまで来た

そして周りの客も殺していく

ムバル｢まだ直らないのか？！この停電は！！」

イルミ｢あー心配しなくていいよ―｣

イルミがムバルの後ろに立つ

イルミ｢君、今から死ぬから｣

そういいイルミは針をムバルの頭にさした

すると同時に

俺はAの体を横抱きに持ち上げた

貴方｢わっ！！｣

そして店を後にした

雨の中俺は走った

走ってる間、Aが何度もおろしてっといった

それでも止まらなかった

そして路地裏にまで連れて行ってやっとAを下した

貴方｢……ごめんね｣

おろしてから一番初めに言った言葉がそれだった