ごめんね、好きです。【地縛少年花子くん】【源光】

バレてたの？ ページ7

〜雪side〜








光｢おい、代々木！お前…泣いてんのか？｣









源くんが私の背中をさすってくれる。









…源くんが、私なんかにふれてくれている。









心臓がドキリと高鳴った。









かなしい、つらい、くるしい。









涙だって止まらない、なのに









少しだけ嬉しいと思ってしまったんだ。









雪｢ぁ、うぅ、ぐす………｣









光｢大丈夫、大丈夫だ。大丈夫だ、代々木｣









温かい、キミの声が耳元でする









雪｢だいじょ、ぶ、じゃっ、な……！｣









太陽みたいなキミに迷惑をかけてる、影の私









光｢大丈夫。安心しろ、代々木。大丈夫だから｣









大丈夫、なんかじゃない









雪｢で、で、も……！｣









光｢お前の言いたい事も用事も全部分かってるから。だから…だから大丈夫だ。｣









え………









光｢わり、お前放って先輩と話しといて。大事な用事だったんだよな｣









うそ、









光｢不安…だったよな。ずっと悩んでたんだよな｣









どう、して









光｢話ならちゃんと聞く。……そんで、絶対力になってみせるから｣









…私の気持ち、バレてたの………？

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