普通でお願いします。その2

お怒り平野ちゃん！ ページ4

「「「「……」」」」





「…」





あ、あ、のどうも…




小瀧さん家の望くんです。



今、俺ら合宿メンバー全員練習終わって風呂はいって晩飯食うて





全員が食堂に集められた



しかも全員床に正座



A先輩はにこにこにこにこしとる




これには理由があんねん…



「はーい、じゃあもう1回見せるな？
これだーれの♡」



A先輩の手には




えっちい雑誌とDVD




しかもDVDの方のタイトル…



「強気なマネージャーとラブラブSE X。へーーーーーーー。誰の趣味かなーーー」



全員顔真っ青…。




元々は食堂に置いてたやつが悪いねん…！！！！！



俺のではない！！！！！



そもそもDVDなんか使うくらいならA先輩オカズにするわ…！！！！！




重岡「あ、あの、Aさん…」




「はい、重岡くんどーぞ」



重岡「あ、あし、脚が痺れて…」



「うるさい」



重岡「ヒイッ！」



浮所「AちゃんそのDVDってどんな内容なの？」


那須「なんかとんでもないものなの？」



こくびをこてん、と傾げあどけない顔で問いかけた浮所と那須


「…ｳｯ………那須と浮所は帰ってええよ…」



2人のピュアな顔にやられたのか心臓を抑え机に手を付きながらA先輩はドアを指さして帰らせた




「「はーい」」



A先輩を通り過ぎたふたりがA先輩にバレないように俺らを見て、ニヤリとしてやったり顔をして逃げた




あいつら！！！！！演技か！！！！！！



なんやねんほんま！！！！！！




「で？だれの？怒らんから」


桐山「もう怒ってるやん…」



「は？」



桐山「ナンデモナイデス」



重岡「もおーー誰！ほんま！持ってきたの！」



「シゲはちゃうん？」



重岡「俺そんなんいらんし。つーか普通に恥ずいし観るの」


「シャイ岡か。」



重岡「小瀧とかちゃうんか？若いし！」



小瀧「俺だって！！！そんなん観る暇なんかない！A先輩のこと妄想してオカズに…！！、」



「…ほう。出演料とるで」



小瀧「あっいやちゃ、ちゃいます…！」



「とりあえずこれ割って破ってええかな？」




A先輩がDVDの箱に力を入れメキッと音がなった瞬間




森本「やめてええてぇぇ俺のおおおおおおおおおおおお」


森本慎太郎がスライディングでA先輩の足に抱きついた




「慎太郎ちょっとあっち行こうか」





次の日めちゃくちゃげっそりした森本がやってきた。



A先輩なにしたんや…

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