待ちます ページ24
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木「ちょっと話したい。良いかな」
『あ…はい』
またあのベンチに座る。
短かったな〜。
たとえ数日でも愛しの木全先輩の彼女でいれて幸せでした。
大切な人の幸せは私の幸せ。
さぁ、一思いにフってください！！！！！
木「誤解させるようなことしてごめんなさい」
木全先輩の口から出たのは、別れ話では無い、謝罪。
『え？』
木「何がって思うよね。実は…」
…
恥ずかしい。
大澤A、ギネスに載るような早とちりぶりです。
『もう…ほんとに…ごめんなさいとしか…』
木「Aが謝らないで」
お腹痛いユリ先輩を心配してあげる先輩愛してるし、なんだかんだで名前で呼んでくれる先輩も世界一愛してます。
『私、木全先輩が大好きです！！！！』
今日一の満面の笑みで木全先輩に伝える。
木「…俺も、自分で思ってたよりAのこと好きみたい」
うわ〜！！！！
今日一段と先輩が輝いて見える。眩しい。
にへにへしていると木全先輩の匂いが近くなった。
へ？
木「…ちょっとだけ、こうしてて良い？」
ハグだ。抱擁だ。しぬ、私がしぬ。キュン死にする。
『どどどどどどどうぞ！！！！』
ぎゅーっと抱きしめてくる木全先輩。
やばい、すき、かわいい。さいこう。
語彙力がどんどんと無くなっていくんですが！？
調子に乗って腕を回してみた。
もう薄暗い公園には誰もいないのでセーフです。
木「…やっぱ恥ずかしいね」
『ですね、』
どんどん顔が熱くなってくる。
うゔん、耐えられない。
木「あのさ、俺、彼女とか、そういうの、Aが初めてで」
はい、存じ上げております。
木「ほんとに何すればいいのか全然わかんなくて、迷惑…とか不安にさせちゃうと思う」
『大丈夫ですよ』
「…ありがとう。でも、これだけはわかってて欲しい」
なんですか？
あ、ここまできてフラれる？
上げて落とすタイプ？？？？？
木「俺は、Aが好きだよ。ほんと数ヶ月前なら信じられないくらい。ほんとにちょっとずつしか進まないけど…待ってて欲しい」
大澤ダム、大決壊。
『待ってまず、大丈夫でず。死んでも待ちまずがら！！！！』
木「うわめっちゃ泣いてる…」
『大好きですぜんばい！！！！！！』
うおーん！！と強く抱きしめる。
あれ、立場変わってない？
まぁいいか！！！！！！
「わすれもの…」
その時公園に入るのを躊躇していた少年がいたとかいないとか。
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ごま油(プロフ) - ずさん» ありがとうございます！そう言って頂けるととても嬉しいです(^-^)頑張ります:^D (2020年5月24日 0時) (
レス) id: a39d58dbc6 (このIDを非表示/違反報告)
ず - このお話大好きで、前作に引き続き見に来ました！応援してます(^^)！ (2020年5月23日 20時) (レス) id: f29e12bfd7 (このIDを非表示/違反報告)
ごま油(プロフ) - 、さん» すみません！外し忘れていましたね。教えて頂きありがとう御座います！ (2020年5月23日 17時) (レス) id: a39d58dbc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごま油 x他1人 | 作成日時：2020年5月23日 16時
