うさぎ先輩！２

感謝感激お兄ちゃん ページ16

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駿『えええ！！！！！！付き合っ「声がデカい！！！」むごご』


やっぱり言うんじゃなかった。

いや言わないといけない空気だったけども。


駿『ぷはっ、え、ほんとに？夢とかじゃなくて？マジの方？？虚言癖じゃないよね？』


「ひどいなぁ…」


あ、ちょっと目に涙が溜まってきてる。


駿『…まぁ、よかった、ね……おめでと…う』


あ、泣いた。


今のお兄ちゃんの顔は今世紀最大にやばい。

眉間にシワを寄せて、でも口元は笑ってて、目にハイライトは無い。それに号泣だし、鼻も垂れてら…。



イケメンなお兄ちゃんは何処へ。



駿『一応確認だけどそこに愛はあるよね！？脅されてたりとかじゃないよね！？！？』


「失礼なっ！！！！愛はありまくってるし(但し私→→→→→→→→→→→→←先輩)脅されてもないし！！！(どちらかと言えばこっちが脅してるように見えなくも無い)」



あれ？これ本当にカレカノ認定出来てる？？




駿『なんかちょっと怪しいけど…んんっ、まあいいや。妹の幸せは兄の幸せだからね！！二人とも仲良くね！！！！』



ちょっと泣き止んだお兄ちゃん。

今度はちゃんと笑ってくれてる。




「あたぼーよ！！！！ありがとう、お兄ちゃん」


駿『たまにはお兄ちゃんにもかまってね…』


「気が向いたらね！！！」



二人でにひひ、と笑い合う。


いいお兄ちゃんを持ちました。




駿『そういえば華ちゃんには言ったの？』


「ﾋﾟ」



そうだ、騒ぎ立てたら厄介な人が(失礼)あと一人…いや待て、もう一人…


「つるぼー先輩…」


駿『誰よその男』




…明日私生きてますか？？



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ひっどいなぁ！→←夢か？

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