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◇◆ ００３ ◆◇ ページ3
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まあどうでもいいや…早く保健室行こ
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A「あ、ちょっと大野くん！」
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なんだよ、うるせえな
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A「じっとしてて」
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は？…変なことすんなよ
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A「背中にほこりついてたよ！
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もう綺麗になったから大丈夫！」
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トクン…
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なんだこの胸の高鳴りは
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A「大野くんと話したことなかったよね？
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Aでいいから気軽に呼んでね！」
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遊び目的以外で俺に話しかけてる女初めて見た
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何も疑わないような純粋で汚れのない目
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その瞳に吸い込まれそうで
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思い通りに呼吸ができない
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智「…おう、ありがとな」
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俺はこの胸の痛みから逃れたくて
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急ぎ足で保健室へ向かった
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作者名：みみみみ！ | 作成日時：2015年2月7日 1時
