今日:9 hit、昨日:10 hit、合計:118,844 hit
小｜中｜大
22 げんじつ ページ22
「辰哉くんお父さんと連絡ついて今からこっち向かうって」
辰哉「そっか…
先生俺大丈夫だからお母さんともう1人の子のこと教えて！」
「うん
お父さんからも話してって言われたから言うね
お母さん
助けられなかった
沢山血が出ててどうにか止めようとしたけど」
えっお母さん…
先生たち見てて分かってたけど
でも…
「それともう1人の子も
助けられなかった
生まれた時には心臓が止まってた
必死に蘇生したけどダメだった」
翔太『ねえ辰哉！辰哉！』
翔太にも聞こえちゃったか
辰哉「翔太… お母さん…」
翔太『ほんとなの？辰哉嘘じゃないの？』
辰哉「嘘じゃない 現実」
それからは嵐のように時が過ぎてった
お父さんが来て
お父さんに泣きついて
冷たくなったお母さんと弟に会って
この病院では見れないと風雅がドクターヘリで大学病院に搬送されて
通夜と葬儀が終わって
気づいたら1週間が経ってた
大介はお母さんが亡くなってから発作が頻発した
俺は高校受験を控えてたけど勉強する気が起きず受験をやめて滑り止めの高校に行くことにした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 321人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひのか | 作成日時：2021年6月21日 23時
