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Page13前編『織田作之助』 ページ31

『腕利きの殺し屋だったんだけれど…14歳で殺しをやめた。いまは最下級構成員の何でも屋みたいな存在さ。』



織田作之助。

私は幹部補佐に就任する前、彼は右も左もわからない私に優しく教えてくれた大好きな先輩の一人。



太宰幹部は、織田先輩の事になると楽しそうに話す。



嫉妬するくらい。







『そういえば…君を捕らえた組織の名が解ったよ。』



「!!?」


『____ミミック。』



ミミック。


「織田先輩…貴方の命が危険です。』



「そうか。」


織田先輩は、�稀喱を食べながら、一言、そう云った。


「織田先輩が!!し…ぬかもしれないんですよ!!!?」


ヒステリックな声を上げると、店主の親父さんが眉を少し上げた。



『孤児を守れれば…それで俺は良い。』


「織田先輩…」



「今日は目一杯飲みましょう?何時もの酒屋で集合です!…私はジュースですけど…」


『ふっ…そうだな。』



---


仕事が疾く終わり、太宰幹部は私を引き止めたが、織田先輩と飲みに行く事を訊いて大人しくなった。



「織田先輩〜?居ますか?」



『嗚呼。居る。』


暫くして私はオレンジジュース、織田先輩は蒸留酒を飲みながら話した。



『……太宰とはどうなんだ。』


ゴフッ!!!


「行成ですね…まぁはい…まずまずですかね。」



『太宰はいつもAの座っている席に座って…Aのことをずっと話している。』


「そうなんですか!!?」


色んな人に云っているのかあの人は。



『太宰を……よろしく頼む。』



「なんです…?今日可笑しいですよ!」


『そうか…?」


太宰を宜しく頼む。


まるでこの後起きる事件を知っているかのように。




織田先輩の声が遠くなっていった。

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桜深 奏(プロフ) - うどんさん» そうですか… (2018年6月6日 7時) (レス) id: 9f2d58895d (このIDを非表示/違反報告)
うどん(プロフ) - どうやら最新作にURLが上書きされてしまったようです…何度もすみません… (2018年6月6日 6時) (レス) id: d550fea9be (このIDを非表示/違反報告)
桜深 奏(プロフ) - 問い合わせフォームにURLを教えて欲しいと言えば教えてくださる筈です! (2018年6月6日 6時) (レス) id: 9f2d58895d (このIDを非表示/違反報告)
桜深 奏(プロフ) - 今見たのですが、ネットの方でも作品が見れないので、問い合わせフォームに行った方がいいかもしれません。 (2018年6月6日 6時) (レス) id: 9f2d58895d (このIDを非表示/違反報告)
うどん(プロフ) - できませんどうしましょうえっと (2018年6月5日 23時) (レス) id: dfb4fe35b0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うどん | 作成日時:2018年5月22日 23時

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