44.暑い ページ4
A「…狭い。」
唯月の部屋に泊まってるけど左に唯月、右に遙日、真ん中に私が寝てる。クーラーついてるのに暑い。
最初は床で寝ようと思ったけど、遙日がうるさくて川の字で寝てる。
いくら左右の人間が細かろうが狭いのは狭い。私が太ったとか…?
A「床で寝る。」
遙日「えー、やだ。」
A「じゃあ抱きつかないで。」
遙日「それもやだ。」
A「…はぁ。」
助けを求めようにも唯月は寝てるし、遙日は抱きついてきてるから抜け出せない。
遙日「…愛染さんと何かあった?」
A「何で?」
遙日「剛士くんから聞いたけど愛染さん、最近仕事から帰ったらお酒すごい飲んでるみたいでさ。」
A「そうなんだ。」
だから、最近ごうくんが遙日の部屋に泊まってるのかな?
A「寝る。」
遙日「あ、話逸らした。」
A「明日も仕事でしょ?早く寝なさい。」
遙日「はーい。」
しばらくして遙日も寝たからゆっくり布団から抜け出して床に寝転ぶ。
けんくん、無理なお酒の飲み方するなって言ったのに…多分気にしてるからだと思うけど。さすがに自意識過剰かな?
A「…寝よ。」
目を瞑れば睡魔が一気に来て、すぐ眠りにつけそうだ。
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作者名:はくまい | 作成日時:2019年6月17日 13時