51.危険 ページ11
いよいよドラマの収録の日。2話から登場する先輩も友達も見守りに来てくれていて励みになっている。
珍しく芽亜里さんも来ていた。本当に珍しいな…。
監督「それじゃあ、休憩に入ろうか!」
A・和南「「はい!」」
特にやり直しとかもなくて順調に進んでいる。
良かった、初心者だからミスばっかりしたらどうしようかと思ってたから。
芽亜里「…寺光さん、さっきスタイリストさんが呼んでたわよ。」
A「え?あ、ありがとう、」
スタイリストさんが居ると言われる場所に行く。けど、その場にはスタイリストさんは居なかった。
ガタンッ
A「え?」
音がしたと思えば機材が落ちてくる瞬間だった。やばい、頭の上に落ちてきちゃう…!
ガシャーンッ!!
…あれ?痛くない…。
倫毘沙「…大丈夫?」
A「う、うん。」
目を開けると、ともくんが居た。どうやらともくんが助けてくれたらしい。
倫毘沙「スタイリストさんが戻ってきて呼んでないって言ってたからおかしいと思ってね。」
A「そっか…。」
恵美「Aちゃん!どうしたの!?」
A「機材が落ちてきて…でも、ともくんが助けてくれたから大丈夫…。」
ともくんが助けてくれたから怪我がなかったけど、もしあのまま落ちてきたらと思うとゾッとした。
疑いたくないけど、芽亜里さんの仕業なの…?
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作者名:はくまい | 作成日時:2019年6月17日 13時