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にゃあ! ページ25

Aside





何故か衣装チェンジやその他諸々をして
フォークダンスやヒップホップ、アクロバティック
な動きまでやらせられて最終的には盆踊りを
踊っている。

はて、何故だろう。

ちなみに猫用のはっぴはなかったので
朔間先輩に白くて長くて小さい布をもらい
山本さんの頭に巻いた。







あんず「あわ、わ」


貴「大丈夫ですかあん先輩!!」







隣で目を回しているあん先輩と
その横で楽器を引きながら爆笑している
ゆうたくんとひなたくん。

私を輝いた目で見る大神先輩と
舐め回すような目で見てくる朔間先輩。

そして壊れそうな音を立てて開く扉







「あ、っ…あんず!!平気か!?」


「わあ!転校生の衣装キラキラしてる☆
俺にも着させて〜!」


「待てアホ、梓菜、状況説明を頼む」


「んん!?梓菜って猫かぶってて可愛くて
優しい期待の新人の子?宜しくね〜」








慌てすぎな生徒会役員の衣更真緒先輩。
あん先輩に飛びつこうとする明星スバル先輩。
1番まともでいかにもリーダーな氷鷹北斗先輩。
私に興味を向けてウィンクをしてきた遊木真先輩。

なんか個性的だ!!
人の事言えないよね






貴「初めまして!
衣更先輩、明星先輩、氷鷹先輩、真先輩!
1Bの梓菜Aです」


明星「うん!スバルでいいよ☆あずにゃん!」







_人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> どうやらあずにゃんとは私の事らしい <
 ̄YYYYYYYYYYYYYYYYY ̄

素晴らしい笑顔であずにゃんと呼ばれたのは
多分梓菜という苗字の私が頭に猫を乗せてたのが
由来だと思われる。

そう思いたい。







氷鷹「すまないな、梓菜。
転校生、大丈夫か?

…朔間先輩、転校生を連れ去ったのは貴方か?」








朔間「_____そうじゃよ?」







ニッコリと微笑んだ朔間先輩は
この世の者じゃないほど綺麗。

そんな事気にもせずにつらつらと話を
進めていく。

あん先輩は歌やダンスも素人だと。
でもこれからぐんぐん伸びる、

それを蔑ろにするから
UNDEADがあん先輩を専属プロデューサーに
すると。






ゆうた「なんかややこしーね」


ひなた「お菓子食べる?」


ゆうた「甘いもの苦手なの知ってるくせに」






隣ではゆうたくんとひなたくんの
日常会話が繰り広げられていた。







貴「あん先輩ってTrickstarのプロデューサー
だったんですか?」


あんず「え?そうなの?」


貴「え?」


あんず「えぇ…」

にゃあ!→←にゃあ!



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作者名:★猫魔女★
作成日時:2018年7月11日 3時

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