無痛症になった俺の話

病 ページ5

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それは可笑しい

さっき部屋で確かめたことが薬のせいなら痛みは感じなかった

rb「おん。なんやA心当たりでもあるんか？」

『いや、…』

なんとなく誤魔化したくなって知らないふりをした


zm「でも、怖いなぁそれ。」

sho「せやなぁ。そんなんまるで"バケモノ"見たいや。」

ゾムの放った言葉にシャオロンが反応する

『バケモノ…』

これは…結構応えるものがあるな…


その話題が終わったあとも昼食は続いたが何も喉を通らず席を立つことにした

『ごめん、もう腹いっぱいだ。』

今までご飯など残したこと無かった俺をみんなは物珍しそうにみる

kn「なんや、珍しいやんけ。」

『うん。ごめんねひとらん。』

ここの料理に使われている食材はひとらんが育てたものだ
それもあって、俺はご飯を残したことは無かった

ht「うん、大丈夫。
病み上がりだしね。ゆっくり休みなよ？」

分かった、と言いながら今度はロボロに視線を向ける

『あ、ロボロ。パソコン借りてもいい？』

rb「お、ええよ。Aだったら壊す心配もないしな。」


コンピューター室に行って "痛みを感じない 病"と検索をかけた

『無痛症…』

現在では治療法が発見されてない病…

信じたくなはないけどこれの可能性は高い

怪我がすぐに治るのは解毒薬があると思うがこれが薬のせいでないのなら…

『治るかわからない…？』

病が進行すれば足の筋力を落ちるらしい

『…これじゃあ、みんなの足でまといになるだけじゃないか。』

的な…？→←可笑しい

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