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地雷が15つ ページ15






────可笑しい。


私の家とは全く違う方向に向かっていて、先程まで人通りが多い商店等が建ち並んでいる場所を歩いていたのに今は街頭から離れた、周りの人通りが無く、すれ違う人は恋人(カップル)だらけ…




『あの、何処に向かってるんですか?』


「んー、ちょっと休憩できる場所だよ」




休憩できる場所?何処の事を云っているのか判らないけど、私は家に帰りたい。この人には申し訳ないけど断って帰ろう


そして繋がれている手を振り解き立ち止まる。





『私帰ります…』

「もう少しで着くから、寄って行こうよ」

『だから、何処に向かってるんですか』

「…それ、本気で言ってんの?」

『…?』





如何してそんな呆れた顔で私を見るんだろう…?
何も可笑しい事云ってない筈なのに




「はぁ…。いいから来いよ」

『ぁ、やめっ…!』




突然深いため息をつかれ、気だるそうな態度に驚く間も無く強引に腕を掴まれて連れて行かれそうになった時____









────────「おや、Aさん?」








『!!』







突然後ろから聞こえてきた声に勢い良く振り返ると、





『…ドスさん!?』





そこにはドスさんが居た。









『如何してドスさんが此処に…?』


「ぼくは偶々(・・)通りかかっただけです。貴女こそこんな所に
1人(・・)で何を?」


『、1人(・・)?』




ドスさんの言葉に疑問を感じた私は後ろを振り向くと…







『あれ?、居ない……。』





先程まで居た筈の、何処かへ強引に私を連れて行こうとしていた男性が居なくなっていた_____。






「如何しました?」

『あれ?私、男性と一緒だった筈なんですけど居ません…。』

「帰られたのでは?」

『そう…なんですかね?何か休憩するとか言って、何処かに私を連れて行こうとしてたみたいで…』

「………。」





ドスさんは何故か無言でジィーっと私を見ている。

変な事言ってないのに、なんで?





「此処はホテル街ですよ」



『ぇ…?』



「周りを善く見て下さい。すれ違う者は男女一組、そして綺麗な外装、建物には大きく掲げられ記されている文字____もう判りますね?」




ドスさんの言われた通り周りを見渡せば、自分が何処に連れて行かれようとしていたのは漸く理解できた。


『う"ぅー、私馬鹿だ…なんで気付かなかったの』





自分自身の愚かさに呆れしまう。





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あんころもち - めっちゃ好きです! (6月8日 22時) (レス) @page21 id: 0cf4a85994 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン(プロフ) - ゴゴリ君の声って元からちょっと色気がありますから余計に想像しちゃいますよねぇ•••。(只の変態です、すみません。) (5月21日 0時) (レス) id: b0bfdbc864 (このIDを非表示/違反報告)
メンヘラ君。(プロフ) - 最高です、つゆこ様!! (5月21日 0時) (レス) id: 49ed8a4d79 (このIDを非表示/違反報告)
つゆこ(プロフ) - 今回のゴゴリくんはあまり巫山戯てなく、一寸セクシー要素を入れてみました!!( *¯ ꒳¯*)ドヤァ (5月21日 0時) (レス) id: da1b8adb25 (このIDを非表示/違反報告)
つゆこ(プロフ) - メンヘラ君。さん» 「悪い子だ」のところは、私も声優さんを思い浮かべながらニヤニヤしながら描きました!! (5月21日 0時) (レス) @page21 id: da1b8adb25 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つゆこ | 作成日時:2023年2月9日 16時

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