神子と呼ばれた双子【夢主いないです；】 (ページ9)

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3章　時は来たれり　四神会議Ⅱ ページ9

雷斗「元女優か・・・悪くはない」
そんなこと考えて部屋の掃除をしていると
？？『なんか楽しそーなこと考えてるなぁ』
ふと振り返るとそこには、青華の寄り代青い小鳥が
チュンチュンと鳴いていた。
哀華『まさかと思うけど・・・』
會津『まぁべっぴんさんじゃからのぉ』
零『どっちかっでいったら會津の好みだからね』
と続々拭いたあとの廊下に四神たちが集まってきた。
雷斗「集まるのはいいが・・・」
四神達『ん？』
大きなため息をついて四神に
雷斗『掃除したところに集まるな』
四神達『ごめんなさい』
青華『んで？今回はあの子にするの？』
雷斗「あぁ、そのつもりでいる」
零『・・・あの子が僕の神社に来た時は、少し怯えていたけどね』
青華『そーいえばお前随分楽しそうにしてたよなｗ』
零『黙れ』
哀華『零が怒るなんて珍しいわね』
會津『二人共ほどほどにな』
雷斗「とりあえず今回の会議はここまでだ」
青華『じゃぁ俺らは帰るわ』
そう言うと四神野依代達は帰っていった。
ただ一人の四神を除いて・・・

雷斗「・・・零・・・お前いるだろ？依代で来る必要なかっただろ」
零「雷斗様はよくお分かりで」
雷斗「んで？要件は双子についてか？それとも女優についてか？」
零「あの人結構闇深そうでしたからね」
雷斗「あいつはダメだ俺が落としてやるんだ」
零「では雷斗様あれでは足りないというのですか？」
雷斗「なんなら、その闇の力がもっと欲しい」
零「欲張りなお方ですね全く・・・ですがそう言う主様だからこそ僕は力を与えたくなるんです」
そう言うと零は新たに闇の力を雷斗に分け与えた。
雷斗「ふふっ・・・久々の感覚だけどやっぱり心地いいね」
零「雷斗様ほど闇の力を好んでいる方はいませんよ」
雷斗「そうかな？」
零「まぁ好み好んでくる子なんて早々居ませんから雷斗様は例外なんですよ」
雷斗「後聞きたいことがあるんだが・・・」
零「なんでしょう？」
雷斗「あの時なんで俺を神隠ししなかったんだ？」
零「そうですね・・・雷斗様なら必ずくると思ってはいましたからね＾＾」
雷斗「そこまで想定されていたか」
零「僕の予想は大抵当たるからね＾＾」
そういうと零は自分の神社の邦楽へ帰っていった。