52話 上弦の弐の鬼って結構優しいよな。 ページ6
『行ってきます……!!』
炭治郎「あぁ!!気をつけるんだぞA!!」
善逸「いかないでぇぇぇええ!!?!!Aちゃぁああんんん!!!!俺を置いていかないでぇぇぇ!!!(泣)」
伊之助「A!!ちゃんと帰ってこいよ!!」
『…うん!』
… … …
という事でただいま蝶屋敷を出て三日目の夜。鬼狩りの最中なんだが…
?「あれ?君はたしか黒山Aちゃんだよね?」
どうやらストーカーがまだ生き残ってたらしい。
『…誰でしょうかね…ってあれ?』
なんかどっかで見たことあるんだよなぁ……
?「無惨様の命令で君は生かしたまま捕まえなきゃいけないんだけど……君絶対強いよね?」
『…名前聞いてもいい?』
?「そうだったね、俺も忘れてたよ。」
?「俺の名前は童磨、今日はいい夜だねえ。」
『童磨…あぁ思い出した。』
胡蝶しのぶの姉を殺した上弦の弐の鬼だ。
童磨「思い出したって?俺の事知ってたの?」
『直接じゃないけど君の事を知ってる人がいるんだよ。』
童磨「あぁ、それAちゃんの能力だっけ?変身能力と、記憶を視れるんだっけ。」
『…驚いたなぁ、よく知ってるね…』
童磨「無惨様が君のことを沢山調べてたからね。」
『ははは……それはそれはご丁寧に…』
童磨「自己紹介も終わった所だし、本気で捕まえるけどいいかな?」
『あぁ、久々に楽しめそうだよ。』
童磨「…それは良かったよ。血鬼術・粉凍り」バッ
まずはこいつがどんな技を使うのか調べないとな。
『…それにしても綺麗だな、この技は。』
『…っ!?ゲホッ…!!』
なんだ…肺が痛い…
童磨「あらら、Aちゃん吸い込んじゃ駄目だよ?」
『カハッ…なる…ほど…吸い込ん…だら…肺が壊死…するってわけか…』
どんな初見殺しだよ。
童磨「俺は君に死なれたら困るからさ、できれば降参してくれると有難いんだけど……ほら、早くしないと死んじゃうよ?」
『…降参の必要は…ないな…』
私は童磨の出した粉の氷が全部地面に落ちるまで待った。そして……
ドスッ バタッ
童磨「…えっ!?ちょっと何して」
ビリビリ
『…よし、第2ラウンドと行こうか童磨!!』ムクリ
童磨「…どういう事だろうか?」
『ん?別に人間だって頸に刀を上手く刺せば死なないんだぞ?』
あぁ……こいつは多分私と相性が良いよ。
耐久戦なら私の得意分野だ。
53話 本当にまずいことになった。→←51話 浴衣脱がそうとしないで善逸くん!?!
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黒山羊(プロフ) - りのさん» のわぁぁ!!ありがとうございます!! (2019年12月13日 18時) (レス) id: 02b3f44d22 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - あの!あの!火柱ではなく炎柱ですよ! (2019年12月13日 18時) (レス) id: e4553ad800 (このIDを非表示/違反報告)
黒山羊(プロフ) - Таняさん» なんと!ありがとうございます!! (2019年12月11日 23時) (レス) id: 02b3f44d22 (このIDを非表示/違反報告)
Таня(プロフ) - とても面白いです!毎日楽しみに待ってます!炭治郎達が蝶屋敷で習得したのは、全集中常中ですよ。 (2019年12月11日 23時) (レス) id: c8019f5fdc (このIDを非表示/違反報告)
黒山羊(プロフ) - 桜冬月さん» コメントありがとう!!頑張ります! (2019年12月7日 22時) (レス) id: 02b3f44d22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒山羊 | 作成日時:2019年12月5日 19時