68話 昔の相棒との話は結構興味深い。 ページ22
『あぁ〜…その事については謝る、とりあえず協力してくれ、せめて私の友達は守りたい。』
スペース「友達ィ?お前に友達なんかいんのかよ。」
『…いるし。』
スペース「…それってさ、本当に相手は友達だと思ってるのかな?」
『…え?』
スペース「トランスは聞いたの?私と貴方は友達ですか?って」
『…あ。聞いてない…でも、仲間だと』
スペース「嘘だったら?」
『…お前、何企んでる。私を動揺させようとしても無駄だぞ。』
スペース「えぇ…感情ないのめんどくせぇ…」
『博士に言えよ。』
スペース「…てか、なんでそいつらの事守る必要があるんだよ。お前どうせそのお友達が死んでも泣かねぇし悲しむ事だってねぇだろ。」
『…悲しくはない、が、あいつらが死ぬのは嫌だ。』
スペース「。。。 っぶ…!!ははは!!」
『なっ。なんで笑うんだスペース!!』
スペース「だって…はは!トランスが嫌だとか…っくく……まぁだが、協力はしない、俺の今の主は鬼舞辻無惨だ、主のプラスになる事をするだけだ。」
『…犬が。』
スペース「お前だって産屋敷耀哉の犬だろ。」
『…え?なんで知ってんの?』
スペース「…あれ?なんでだったっけなぁ…?忘れた。」
『…あ、でも私もなんか知ってた。』
スペース「…へぇ?もしかしたら…俺達人造人間は…産屋敷耀哉の細胞を元にできた説。」
『…お前何言ってんの?ついに故障したか。博士も年だからなぁ…』
スペース「ちがう、俺は真面目だ、博士も言ってたろ?お前らはある人物から細胞を借りてるって……すげぇ昔に言ってた気が……」
『…あ?でもなんか…私が昔故障して液体賦形剤から外に出た時、博士がそんな事……言ってたようなぁ?』
スペース「産屋敷耀哉の顔にさ、俺似てる?」
『…あ!口とか似てるかも、その嫌な笑い方。あと髪の色も同じだし……でももし本当に私達が産屋敷耀哉の細胞から出来てたとして、なんかあるのか?』
スペース「…まぁ、お前は200年生きてるから忘れてるかもだけどよ、元の細胞の奴に触れたら、俺達は取り込まれる、本当の死だ。」
『…嘘ん。』
スペース「もしかしたら産屋敷の息子かもよ?」
『別にいいだろ、触らなきゃいいんだから。』
スペース「まぁね……これで充分かな?」
『…?何が?』
スペース「…それはねぇ、車掌が切符切るまでの“時間稼ぎ”」
『ッ!?』クラッ
目眩が…
69話 博士、新しい任務って?→←67話 昔は相棒、今は敵。
606人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒山羊(プロフ) - りのさん» のわぁぁ!!ありがとうございます!! (2019年12月13日 18時) (レス) id: 02b3f44d22 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - あの!あの!火柱ではなく炎柱ですよ! (2019年12月13日 18時) (レス) id: e4553ad800 (このIDを非表示/違反報告)
黒山羊(プロフ) - Таняさん» なんと!ありがとうございます!! (2019年12月11日 23時) (レス) id: 02b3f44d22 (このIDを非表示/違反報告)
Таня(プロフ) - とても面白いです!毎日楽しみに待ってます!炭治郎達が蝶屋敷で習得したのは、全集中常中ですよ。 (2019年12月11日 23時) (レス) id: c8019f5fdc (このIDを非表示/違反報告)
黒山羊(プロフ) - 桜冬月さん» コメントありがとう!!頑張ります! (2019年12月7日 22時) (レス) id: 02b3f44d22 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒山羊 | 作成日時:2019年12月5日 19時