最強の殺し屋は転生して鬼狩りするんだって。弐

62話 助けて、鋼鐵塚さんに殺される。 ページ16

〜in 朝〜

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

(…いやぁ…昨日は災難だった…)



あの後善逸と部屋に戻ったら伊之助が何故か天井から落ちてきて、私に当たり、私が叫び、慌てた炭治郎が起き、私の服に頸切った時にちょっと着いた血の匂いに気づいて慌て、伊之助も参戦し質問攻め、でうるさくしたからアオイちゃんが来て怒られたと……



『はぁ、色々バレちゃったなぁ…』



アオイちゃんが来るのは結構遅かったから、その間にちと無駄なお喋りをした。


私の本来の能力、生き返り、そして…感情がない事も。


そしたら皆、一緒に感情を取り戻そうって言ってくれた。


心が一瞬揺らいだ気がした。



人造人間の事は言ってない、言えない。



(てかなんかみんな全集中･常中取得したんだっけ……すげぇや。)



炭治郎「A！伊之助！！もうすぐ打ち直してもらった日輪刀がくるって！」



伊之助「ほんとか！？」



『日輪刀……？あれ？でも私あの時童磨に刀二つに折られたけど……それに置いてきたはず。』



炭治郎「あぁ、たしか宇髄さんが持ってきてくれてたぞ！」



『宇髄？誰？』



伊之助「お前忘れたのか？助けて貰ったじゃねぇかあの派手な奴に。」



『派手？……ぁあ！天元か！』



炭治郎「…酷いなA…」



『…忘れっぽくてな。』



伊之助「おっ！もう外にいるみてぇだぞ！！」



炭治郎「行こう！！」



… … …



炭治郎「鋼鐵塚さん！！おーい！」タッ



『おっ、なんだもういたのか、おーい！鋼鐵塚さんよ！！元気してた？？』



(いやぁ久々に会うなぁ……ん？なんか持ってね…？てか伊之助いないし…)



炭治郎「お元気でしたー…か…」



ダダダダ



炭治郎「ギャアアッ！！」



『っ危なぁ！！？』



いやいやまじで刺さるところだったんだけどなにしてんの？？？



炭治郎「はっはが…」



鋼鐵塚「よくも折ったな俺の刀を……よくもよくもォォ！！」



炭治郎「すみません！！でも本当にあのっ…俺も本当に死にそうだったし…相手も凄く強くって…！！」



『私もあの時はまじで死にそうだった、刀を折られたのは予想外だったが、てか刀って直せんの？もしかして新しい刀最初から打った感じ？？？えごめん…』



鋼鐵塚「違うな関係あるもんかお前らが悪い！！全部お前らのせい！！お前らが貧弱だから刀が折れたんだ！！そうじゃなきゃ俺の刀が折れるもんか！！」



鋼鐵塚「殺してやる───ッ！！」



『ちょっ、まじシャレにならん！！』

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