最強の殺し屋は転生して鬼狩りするんだって。弐

48話 善逸がいるんだよ……またキチガイな善逸が… ページ2

炭治郎が私に何度も、さっきは本当にすまなかったと、何度も言われた。

その度に私は、全然気にしてないから、と言うやり合いをしていたら。



隠「よぉし、着いたぞー」



胡蝶しのぶの屋敷に着いたようだ。



隠「ごめんくださいませー…ごめんくださいませー…ごめ…全然誰も出て来ねぇわ。」



隠「勝手に上がるのもなぁ…」



隠「庭の方回ってみるか？」



(ふむ…誰も居ないのなら…屋敷の中を探索するか。)



という事でコソコソ隠れて屋敷の中に勝手に侵入したけどなんか文句ある？←ただのクズ



『…炭治郎はさっき私に匂いが無いと言っていたが……逆に目立つのか…？』



まぁ…何も匂いがしない人間など…恐怖でしかないだろうな。



と、勝手に人の屋敷内を歩き回りながら色々考えてたら…



？「あっ！！やっと見つけましたよ！！」



(っ！？…考え事をしていたから気づかなかった…)



？「もー！！勝手に屋敷内を歩き回らないでくださいAさん！！」



『…よ、よく私がAだってわかったね…』



？「…しのぶ様から、黒山Aさんは名前の通り真っ黒だからわかりやすいと聞きましたからね。」



『…ひでぇや…』



まぁそう思われても仕方ないな。黒の髪に黒の隊服に……黒の羽織とか…どんだけだよって感じだもんな…



『…君の名前は？』



？「アオイです。」



『そうかアオイちゃんか。』



アオイ「さぁ行きますよ。」



『うん』



でアオイちゃんについてったんだけど……今とてもこの目の前にある部屋に入りたくないんだが…



アオイ「…？どうしたんですか？」



『…いや、なんでもないよ、入ろう。』



やっぱり入んなけりゃ良かったなって思うよ。だってさ…



善逸「五回！？五回飲むの？一日に！？三ヶ月飲み続けるのこの薬！？これ飲んだら飯食えないよ！？すげぇ苦いんだけどつらいんだけど！！ていうか薬飲むだけで俺の腕と足本当に治るわけ！？ほんと！？」



女の子「静かにしてください〜！！」



善逸「もっと誰か説明して誰か！？！一回でも飲み損ねたらどうなるの！？ねぇ！？！」オロローン




うるせぇ……やっぱやめとけば良かった…




アオイ「また騒いでるのあの人…！！」ﾀｯ



アオイ「静かになさってください！！説明は何度もしましたでしょう！！いい加減にしないと縛りますからね！！」



『…おっかねぇ…』




炭治郎「あっA！！また勝手に…！！」




『…ごめんよ母ちゃん。』

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