最強の殺し屋は転生して鬼狩りするんだって。壱

5話 人間に戻したい。 ページ6

炭治郎「俺は禰豆子を人間に戻してやりたいんだ、だから強くなって鬼を斬れるように今修行してるんだ。」




なんだそりゃ…お前可哀想だ。

私よりも酷い人生だ、私でさえまだ良かったのに…



(…くそぅ感動したまったじゃねぇか炭治郎…)




『その修行私もやっていい？』




＿＿＿＿今世は人助けもいいかもな。




この考えが浅はかだということは後に気づくAであった。


………………………………………………………………

『ﾊｧ……ﾊｧ…ﾊｧ』




鱗滝「遅い！！その速さでは殺られるぞ！！！」




(し…死じまう……なんやこれ…キツすぎる…)




ｷﾝｯ 『…ﾊｧ…ﾊｧ』




(これ刀折れないよね？？？やだよ私の唯一の思い出品壊されんの。)




鱗滝「よし！今日はここまでだ！」





ｶﾞｸｯ 『ﾊｧ…ﾊｧ…まじ…死ぬ…かとおもた…』





炭治郎「大丈夫かAっ？？？」





(え？なんでそんな余裕なの炭治郎くん。化け物かよ、化け物三太郎かよ炭治郎くんよ。)




『…あ…うん…全然平気』




まぁ人造人間だから疲れはすぐ無くなるんだが。

一度に沢山動くと疲れるもんだぁ…




炭治郎「すごいなAは、俺が初めてやった時はその後は一切動けなかったぞ？？」




『…まぁっ、慣れてるからねぇ私は。』




炭治郎「なるほど、だからAは刀を持ってたんだな！！」




『…うん、これは私の宝物。』




炭治郎「そうだA、この後俺と一緒に鍛錬をしないか？」




『え？いいけど…』




炭治郎「俺は1年修行しているけど全然強くならないんだ……だから沢山修行しないといけないんだ。」





『…一緒に頑張ろうな炭治郎。』




なんで炭治郎は報われないんだろうか…

そういう運命の人なのかね。

まだ子供なのに…親もないのか…

辛いんだろう、苦しいんだろう。

でも私は共感することは出来ない…

ごめんな、炭治郎。



〜そして何日か鍛錬してた時のこと〜




『おりゃあっ！！』




炭治郎「っく…！！」




『ごめんやりすぎた炭治郎っ』





炭治郎「いや、俺が弱いからだ…」





『…炭治郎、炭治郎が弱いのってそれのせいじゃない？』





炭治郎「え？」





『自分で自分が弱いんだと思い込んでるから弱いんじゃないのか？』




炭治郎「…俺が自分で…」





『そうそう、だから』





？「その女の言う通りだな。」





(…気配を全く感じとれなかった…)





私も鈍ったか。

6話 錆兎と真菰→←4話 禰豆子ちゃんってめちゃくちゃ可愛いよね。

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