最強の殺し屋は転生して鬼狩りするんだって。壱

45話 皆の前で生き返りをして頭くっつけたら驚かれたよ ページ47

近寄っている。



天元「…っまさか…あいつの死体を喰おうと…」



禰豆子「…」ｽﾞﾙｽﾞﾙ ｷﾞｭｳｯ



炭治郎「ﾊｯ…駄目だ禰豆子！」



私の体を引き寄せた禰豆子が竹を落とし大きく口を開いた。



実弥「…お、…おい」



さっきと違って静かだな、まぁ人を殺しておいてうるさい奴などゴミでしかない。



禰豆子「…わぁーん！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ



禰豆子は稀血の中の稀血の私を目の前にしていながら、喰らおうとせず、泣いた。



炭治郎「…禰豆子…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ



「「「「「「…」」」」」」」



沢山の事が同時に起きて皆動けてないな。



お館様「どうしたのかな？」



白髪の子「稀血の中の稀血の黒山Aさんが血を流し、鬼の女の子が向かってましたが、日の下に出てこようとしてたのでAさんが鬼の女の子を床に押し倒し、素早く反応していた風柱様の刃がAさんに当たり、Aさんの頸が飛び、鬼の女の子はAさんの亡骸に抱きついて喰らおうともせず泣きました。」


淡々と話すなぁ君。


お館様「…ではこれで、禰豆子が人を襲わないことの証明ができたね。」


炭治郎「…なぜAが死んだのにそんな事言えるんだ…」


天元「…俺が離したから…」


しのぶ「私がもっと早くにAさんの容態に気づいていれば…」


実弥「俺が…殺しちまった…」


あのお館様とかいうやつ、私が死んでも何も反応無しか…


ｽﾀｽﾀ ｽｯ


ん？視界が上に…



義勇「お前、生きているだろう。」



「「「「「「「！？」」」」」」」



ほう、おまえ…気づいてたのか



炭治郎「…何を言ってるんですか冨岡さん」



まぁ禰豆子ちゃんの証明が出来た事だし、及第点と言った所か…



ビリビリ



ムクリ



天元「…なっ…なんであいつ立って…っ腕が…生えてやがる…！！」



伊黒「…どういう事だ…まさか鬼か…？」



無一郎「…いや、鬼なら日輪刀で頸を斬られれば死ぬ。」



とりあえず生き返りをして、右腕と筋肉とかを治して、立ってみた。

で禰豆子ちゃんが疲れて足元で寝てたから、持ち上げて実弥とかいうやつの傍に落ちてる箱に向かい禰豆子ちゃんを入れた。


実弥「っどういう事だ…！！」


説明してやりたいが…口が付いてる頭はあそこにいる義勇がもってんだよ。


スタスタ


パッ


ビリビリ


義勇の方に向かい頭を取り上げて切れた頸にくっつける。


『…お館様、知ってたの？』



天元「…ど、どうなってんだ…一体…」

46話 仕方ない…炭治郎にバラされたから言うしか……→←44話 めんどくさい事になったぞ…

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