3話 竈門炭治郎。 ページ4
『うん、よろしく炭治郎。』
(…てかまって?鱗滝じゃないの苗字??え?誘拐されてんの?竈門炭治郎くんよ。)
鱗滝「Aはな、儂が完全に気配を消していたのにも関わらず、10尺以上も離れていたのに儂に気づいたのだ。」
炭治郎「え!?それは凄いぞA。」
『え?そうなの?』
(てか10尺って……じっちゃん…私は心配になってきたよ…どれだけ昔の人なの???まじでさ。)
炭治郎「あぁ!鼻が利く俺でさえ気づけないのに。」
(鼻が利くってどういう事?変態なの炭治郎?)
『それよりも鱗滝さんさ、10尺って表現古くない?素直に10mっていえばいいじゃん?』
鱗滝さんの家にドカドカ入り込んで座る。
鱗滝「10めーとる?なんだそれは」
(おいおいまじかよ…どこまで古いのさ頭。)←失礼
『炭治郎なら分かるっしょ?同い年っぽいし?』
炭治郎「…???すまないが俺も知らないんだ。」
(…どういう事だ、なんで10mをしらない?)
まて、そうだ、最初から何かおかしかった。
この家からはあともう1人の気配を感じるが、人間じゃないし。
そもそも今時小屋だし。
服もそうだ、着物じゃないか。
部屋の真ん中に庵だってある…
これは。
『おかしなことを聞くけど鱗滝さん、今は何時代かな?』
鱗滝「大正だが?」
ピタッ『……』
(ん??大正??……きっと聞き間違えたんだな、きっと。)
『やだなぁ鱗滝さん冗談なんて』
炭治郎「今は大正時代だぞ?」
『……嘘ん…』
まてまて、大正??
嘘の気配はない、つまり事実。
なら私は…
『死んで転生したってわけか。』
やっと納得した、確かに私はヘマしてターゲットに殺された。
__人殺しへの罰か。
『ははは!!なるほどそりゃあいいな…罪を償えってか神様。』
(…きっつ。)
でもなんで変身能力は引き継いでるんだ??
まて、記憶を視る能力はあるのか??
…試すか。
炭治郎「A?さっきから何を言ってるんだ?死んだとか、転生とか、神様とか」
『“メモリーチェック”』ギュルンッ
私のこの能力は使用時に目が赤くなるのが特徴、使用するとターゲットの記憶全てが流れ込んでくる。
…そう、全てね。
炭治郎「…今一瞬目が。」
『……そっか。』
炭治郎、君は…家族を殺されたのか。
私は殺された側の気持ちを初めて知ったよ。
4話 禰豆子ちゃんってめちゃくちゃ可愛いよね。→←2話 拾われたんだけど
567人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒山羊(プロフ) - 雪狐さん» コメントありがとうございます!嬉しいお言葉です!! (2020年3月29日 22時) (レス) id: 02b3f44d22 (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - わーめっちゃ面白いです! (2020年3月23日 18時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
黒山羊(プロフ) - ひじきさん» コメントありがとうございます!鬼舞辻無惨の名前を言っても、任意発動らしいので、ころすかどうかは鬼舞辻無惨次第だそうです! (2020年2月19日 15時) (レス) id: 02b3f44d22 (このIDを非表示/違反報告)
ひじき - たしか鬼舞辻無惨の名前を言うと死ぬんじゃ…(小声) (2020年2月19日 1時) (レス) id: 9599c9f027 (このIDを非表示/違反報告)
黒山羊(プロフ) - うずまきさん» コメントありがとうございます!すみません書いてなくて……。私が使っているのはVRoidというアプリですよ! (2019年12月31日 23時) (レス) id: 02b3f44d22 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒山羊 | 作成日時:2019年11月30日 23時