最強の殺し屋は転生して鬼狩りするんだって。壱

15話 博士がくれた私の刀がぁ…… ページ16

鱗滝「あまり見ないな漆黒は」




鋼鐵塚「キ───ｯ！！」




鋼鐵塚「俺は鮮やかな赤い刀身が見れると思ったのにクソ───ｯ！！」ﾎﾞｶﾎﾞｶ




炭治郎「いたたたっ危ない、落ちついてください何歳ですか！！」




鋼鐵塚「三十七だ！！」




『え、結構歳行ってんだねふうりん。』





そしてまた喧嘩した二人。やめてくれよ。




鋼鐵塚「でぇ？Aは刀抜かないのか？」




『今抜くから待ってよ鋼鐵塚さんよ。』




仲直りもちゃんとしたしなんなら意気投合した二人。




ｸﾞｯ ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ 『…真っ赤だ。』




鋼鐵塚「ほう、だが鮮やかな赤じゃねぇな、血みてぇだな。」




『…なるほどね』





およそこの刀は私が殺したターゲット達の血で濡れてるんだろう。

あぁ、博士がくれた私の宝物が血に濡れてしまったようだな……

これも罰だろう。




炭治郎「…本当に血みたいだ。」




『…まぁ戒めだろう。良しとするかぁ。』




炭治郎「…？」




鴉「カァァ！竈門炭治郎ォ！黒山A！北西ノ町へェ向カェェ！！鬼狩リトシテノォ最初ノ仕事デアル！！」




『…今喋ってたよね？ねぇ、ねぇ鴉くん。』




鴉「心シテカカレェェ！！北西ノ町デワァァ！少女ガ消エテイルゥ！！毎夜毎夜！！少女ガ消エテイルゥ！！！」




『…とんだ変態野郎だな。』




『よっしゃ行くか炭治郎！！』





ごめん博士、博士がくれた刀さ、私の手が血で濡れているせいで刀身も血で濡れたみたい。




ごめんね博士。




ほんとごめん。

16話 少女連続誘拐犯の変態野郎→←14話 鋼鐵塚という風鈴野郎

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す