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ガラスの囲い ページ9

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銀時「ったくよお、、




なんでこんなことしねえといけねえんだよ」






新八「しょうがないですよ、銀さん




これが依頼なんですもん」






神楽「そうアル




もしかしたら食べ物落ちてるかもしれないネ」







今日は、久々の依頼





内容は街の掃除






Aはこんなこともやるのか、、と




感心する






新八「そういえば、




何気に初めてですね、




Aさんが仕事するの」






神楽「そういえばそうネ」






A「うん、ちょっと、楽しい、」





4人で歩くのは初めてで





いつも通ってる道も







1人よりもなんだか短く感じた







「あれ!Aちゃんじゃないの!




街の掃除?えらいねぇ、




これ、持ってって!」






A「え、いいんですか!?



ありがとう、」







声をかけてくれたのは




甘味処のおばちゃん、




お団子を4本持たせてくれた






銀時「うっひょ〜、やりぃ!



やっぱり掃除してるといいことあるもんだな!」





新八「何言ってるんですか、



今のは完全にAさんだけでしたよ」




神楽「A、ずるいネ




私にも団子くれヨ」






A「うん、せっかくもらったんだから




みんなで食べよう」






Aは、もらったお団子をくばる




「Aちゃんじゃないかい!




掃除?ありがてえこったあ、




あまりもんなんだが、良ければ




これ、もらってくれねえかい」






お団子を口に入れてすぐに





今度は八百屋のおじさんがはねだしの野菜をくれた





A「こ、こんなにたくさん、、いいの、、?」





「あぁ、Aちゃんには、いつも



世話になってんだ、持ってけ!」





それを銀時、神楽、新八は




不思議そうに見つめる





新八「や、やっぱり





掃除をするといいことあるみたいですね」





銀時「あ、あぁ、100メートル歩いただけで




この通りだもんな、、!」






A「そ、掃除…すごいですね、、」





野菜たっぷりの袋を持って





2つ目のお団子を食べようとした時





「あれ!!松浦さんじゃないか!!」




今度は、魚屋の店主に声をかけられる





「またいい魚が入ったんだよ、




特別に1匹わけてやらあ」




A「いやいや、いいって




おやじさん、ちゃんとお金払うから」



「いらねえって、




いつも贔屓してもらってんだ、」




半ば無理やり押し付けたその魚を持たされる





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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月28日 4時

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