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なにしにきたの






その質問の答えはすごくシンプルだった







依央利「だから、様子見に来ただけだって




それと、正式な当主に、、なった」







その棒読みな報告に




Aも興味なさそうに答える




A「そう、おめでとう、、よかったね



別に驚かないよ




だって依央利しかいないじゃん」






依央利「まあね」





A「これで、あの人の思惑通りだね」






依央利「不満?」





試すような依央利の言い方は





自分への質問でもあった








A「まあ、あの人の思い通りになるのは

 


嫌だね、、




でも、依央利が受け入れてるならそれでいい




私は、もう関係ないから、、、」





どこまでもブレないAの芯の強さに





依央利は思わず笑う







依央利「変わらないなぁ」




A「そっちこそ、、」





そんな様子を草むらから3人は見ていた





神楽「銀ちゃん、あれなにアルか



元彼アルか」




銀時「あんな無表情野郎に



元カレなんているわけねえだろ」





神楽「じゃあ、今彼アルか」





銀時「なっ、、、!今もいません!!」





新八「ちょっと、、



2人とも静かにしてください、



あの人たちの話が聞こえないでしょ」





神楽「新八、なに話してたネ、あの2人」





新八「よく聞こえないけど、




なんでもあの人、どっかの家の当主?みたいですよ」




神楽「まじでか、



じゃあぼんぼんアルか」





銀時「いーや!銀さんは認めません!あんな彼氏!」





新八「いや、銀さん、





もうその話はいいです、





でも、なんだか2人とも暗いですね」





銀時「別れ話か?




別れ話だろ!まあ、あんぐらいのガキは




嫉妬の一つや二つですぐ別れちゃうからね」





新八「いや、だからもうそれはいいですって」





神楽「新八、ほっとくネ、



1番嫉妬してるのは銀ちゃんアル」






銀時「んなわけねえだろ、クソアマ!!」







そんな草むらでの会話はAの耳には届かず





依央利の耳にはしっかり届いていた









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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月28日 4時

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