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「土方さんに、沖田さん



私服なんて珍しいですね」







おじさんは袋を置きながらそう2人に話しかける







土方「まぁな、今日は久々のオフだからな」




そんなおじさんに向かって土方は答える





A「この方たち、お知り合いですか?」




ただの常連だと思ったAは




その会話を不思議に思う





「何言ってんだいAちゃん




この方たちは真選組だよ」





真選組…





少し考えてAはハッとする





真選組といえば町のおまわりさん





警察の方々だ





A「し、真選組でしたか、、




それはすみません、失礼なことを…」





Aは深々とお辞儀をする





沖田「わかればいいんでさァ



土方の野郎にチーズ増し増しで」




A「は、はい!」





土方「だから、それはいらねえっつってんだろ!!」





おじさんはいつものマヨ丼に






いつものサバの味噌煮に





チーズが山盛りにかけられているのを見て






「何やってんだい!Aちゃん!




あぁ、もう、こんなにかけちゃって…」





そうAに言った





土方「オヤジからも言ってやってくれ




看板娘がこれじゃ店も潰れちまうと」





おじさんは困った顔をして





Aに向かう





「Aちゃんが好きなものでも




それが嫌いな人ってのはいるもんだ」





Aは少し調子に乗りすぎたと反省する





A「すみませんでした、、」




おじさんは、ため息をつくと






土方の方を向き直した






「すまんねえ、土方さん、沖田さん、



こいつのために食べてやってくれないかい?



この通り反省してるようだし」





この言葉には土方も沖田も開いた口が塞がらない





てっきり作り直してくれると思ったからだ





しかし、おじさんはすでに




Aに心が持っていかれていた





Aに甘々だったのだ




いつもお世話になっているおじさんに





頭を下げられたら





土方は断るに断れない






土方「わあったよ、食べる、食べるから!」






意を決して土方は深呼吸する






A「どうですか」





土方「ああ、ウマイヨウマイ」






一気に口に含んだ土方の顔は真っ青





その様子をみた沖田はニヤニヤする






沖田「あれれぃ、




こりゃ本格的にあの世の道をまっしぐらだ」






A「やっぱりマヨは体に悪いんですね」







Aはやっぱりチーズが悪いとは思わず呟く

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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月20日 7時

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