変なのは誰 ページ7
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銀「よし、じゃあ今日も仕事頑張るぞー」
神「また、猫探しだけどナ」
銀「それがただの猫じゃないんだな、神楽ちゃん」
新「そう、今回はあの、五十嵐さん家の猫探し!」
神・A「『いがらしさん?』」
銀「ここらじゃ有名なボンボンだよ」
神「まじでか!じゃあ探したらお金たんまりネ!?」
銀「おう!
酢昆布はいつもの3倍…いや、4倍買えるぞ」
神「よっっっしゃぁぁあああ
猫探しじゃあああああ!!!!」
『か、神楽ちゃん、、?
あの、酢昆布が、高級品みたいに言われてるけど
それ、騙されてるからね?
銀さんがパチンコでお金消さなきゃ
いつも買える、わっっ!!?』
銀「あ、A!言うんじゃねえよ?」
銀さんは、私が言い切る前に口を塞ぐ
ドキッ
銀さんに抱きかかえられるようにして
口を手で塞がれてるから
頭上には銀さんのニヤリ顔
『な、ちょ、ちょっと!』
慌てて離す
銀「ああ?」
『は、早く行こう!お金が待ってる!!』
新「Aさん、待ってるのは猫です」
神「猫じゃないアル!待ってるのは酢昆布ネ!」
みんなに続いて私も外に飛び出す
顔、赤くないかな、、、
なんだかあったかい気がする頬を両手で強く挟む
『まともに見れない…、、』
ここ最近、私は変だ
銀さんの顔をまともに見ることができない
あの宇宙からきたウイルスにかかったせい?
後遺症?
よくわからないこの気持ちは
消えることなく日に日に増す
のに…、
銀「おい、これ、距離空きすぎじゃね?」
なんでこうなった…、
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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月11日 3時