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叫んだ後、お腹を思い切り蹴られた







その痛みがすごくて






息が思うようにできず思わずうずくまる





『ゔっ、、、はぁはぁ、、は、、、ぁ、、』




「うるさいんだよね、、黙ってな」





そう言って、少しずつきよみちゃんに近づく





止めたいのに身体が思うように動かない






こんなとき自分がすごく嫌になる





銀さん、はやく助けて…






(ドンッ





扉が開くのが聞こえたのはそのすぐ後だった






銀「テメェら、、、




ふざけたことしてくれてんじゃねえか」





聞き覚えのあるその声に涙が出そうになる





『ぎ、銀さん、、、、』





意識はとびとびだけど




みんなの声は確かに聞こえた




近藤さんや、土方さん、総悟くんの声まで聞こえた





真選組のみんながいる、、、





万事屋のみんなもいる、、、、






もう一度みんなに会いたいなんて願ったから




叶ったのかな





なんて、、





安心したら、意識が少しだけ遠のいた







銀「おい!おい!!!



目ぇ覚ませ!!」





銀さんの声で目が覚める





『銀、、、さん…、、来るの、遅い、、、』




銀「悪かったよ、、、



そこでチンピラ警察に会わなきゃ



もっとはやく来れたんだがな」




『でも……、来てくれてよか…った、、




はやく、きよみちゃん、、、手当てしてあげて



私が守れなくて…、、手縛られて痛いだろうから』





銀「お前、、、なにバカなこと言ってんだよ



手なんてお前だって縛られてるだろ.、、



それに肩も切られてる、、腹だって、、」






そうやって手に肩にお腹に



ゆっくり触れた銀さんの手はなんだか暖かい





銀「大丈夫、お前はぜってえ死なねえ



俺たちが死なせねえ



だから、諦めんな」





そういうと抱きかかえられる






お姫様だっこ、、恥ずかしいな、、







やっぱり銀さんはかっこいいな、、







こんな状況でも、






そんなことを考える自分の頭は

 



やっぱりバカだと思う









銀さんのこと、好きだなぁ、、、すごく







それは、あまりにも自然に出てきた気持ちだった




隠せない本音だった


 


.


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恋に落ちる音を聞いた気がした







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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月11日 3時

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