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邪魔されつつもなんとかできたおかゆを持っていく
まだ元気な人に手伝ってもらいながら
なんとかみんなの口に運ぶことができた
ふう、、
これだけでこの体力…、、
これ、1週間持つかな…、、
なんて不安になりながら片付けをする
『あれ、、?』
ふと、横を見ると竿に洗濯物
いつのまにか誰かがやっててくれたみたい
『誰が…』
「僕ですよ」
外から顔を出したのは
見たことある…気がする顔…
『は、はじめまして…?
橘Aです??』
「なんで、疑問形?
一回会ったことあるんですけど
副長の隣にいた人ですけど」
『あぁ!怒られてた人か!』
「なんか、いやな覚え方されてる…
まぁ、いいや、山崎退です
よろしくお願いします」
『山崎さん!
よろしくお願いします
というか、洗濯物ありがとうございます
私の仕事なのに…
それに、山崎さんにも仕事があるのに』
山「いえいえ!いいんですよ!
たまたま休みだっただけですから
こちらこそ、今回手伝いに来てくれて
ありがとうございます
…、、って、あれ?泣いてるの?」
『うっうっ、、
やまざぎざんが、、、思った以上に普通で…』
山「なにその、傷つくやつ」
『い、いえ、、最高に褒めてます…っ!!』
私の周りにいる新八くん以外の
久々に会ったまともな人…っっ!!
山「あははは、、、
君も苦労してるんだね…」
その励ましがまた余計に辛くなる
山「お互い、頑張ろうね」
そう背中を叩いて山崎さんは仕事に戻った
こんなところに同志会えるなんて…
頑張れるぞ…、、、
私のやる気はみなぎっていた
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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月8日 16時