. ページ27
.
「やあやあ、はじめまして
近藤勲です、
お妙さんの警備してます!」
赤く腫れたほっぺは限界をとどめていない
『は、はあ
橘Aです、、あの、大丈b、、、』
妙「大丈夫よ、ゴリラだから」
にこりと笑いお妙ちゃんがいつにも増して、、
年下なのに怖く見える
『え、、近藤さんって真選組の1番上なの、、』
近「いやいや、そんな大したもんじゃないよ
局長って言うんだけどね?」
ドヤ顔がいらっとくる、、、
おっと、いけない、、
『変態ストーカーゴリラがトップ…、、』
近「あれ、A殿?」
『だから、こんなに変な世界なのか、、』
妙「そうなのよ、、嫌な世の中よね、」
『納得…、』
近「違うからね、俺のせいみたいなのやめて?!」
.
.
近「昨日、トシたちが言ってたのは
A殿のことだったのか」
『トシ、?』
近「土方十四郎、でトシだ
変な女がいるなんて珍しいこと言うもんだから
俺も気になってたんだ」
『十四郎で、トシ、、、
ぶくく、、かわいいですね、、
っていうか、
あれ、ちょっと待って
変な女って、失礼すぎません?』
近「まあ、気にするな、あいつなりの褒め言葉だろう
あいつが女のことで気にするのは珍しいからな
今度、またあったら話しかけてやるといい」
そう言ってガハハと笑う近藤さん、
話しかけろって
変な女って言われてまだ話しかけるほど
ずうずうしくないよ、、、
妙「あらやだ、こんな時間
ゴリラのせいだわ、
ゴリラのせいで仕事に遅れちゃう
Aさん、また、
今度私のお店にも遊びに来てくださいね」
近「お妙さあーーん!
警備して行きますよ〜〜」
妙「近づくなゴリラ!」
さ「銀さんのあんなとこやこんなとこ見ようたって
そうはいかないんだからね
覚えてなさいよ!!」
みんながそれぞれの帰路に向かって歩き出す
『私も、行かなくちゃ』
癖の強い人たちに会えて
なんだか一気に知り合いが増えた
みんな銀さんのこと知ってるみたいだったけど、、
さすが万事屋だな、
ふふ
この世界にほんの一歩でも入れたような気がして
嬉しかった
.
31人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月8日 16時