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銀「うっわ、すっげえ!すげえな、これ!」
神「銀ちゃん、これご馳走アルよ
朝からごちそう出てるアルよ
A、お前すごいナ
やればできる女アルな」
神楽ちゃんの若干上からな目線にイラッとくるが
それでも、嬉しさは変わらない
『みなさん、
私のことどんだけ底辺だと思ってたんですか
私だってやればできますよ、
優秀な女ですよ』
銀「うぜー、そのドヤ顔うぜえ、」
勝ち誇った顔を銀さんに向けた
(ぱしんっ
『ったぁーー、、
ちょっ、なにするんですか、
ひどい、、ひどすぎる…
うわーん、ぱちえもーん、、』
新「え、えぇ?! 僕ですか
ど、どうしたんだいA太くん」
『名前のセンスない
恥ずかしかってダサい
どら◯もん失格』
新「なっ、、、Aさん
昨日からちょいちょい辛辣すぎません?」
『うるさい、人間かけたメガネ』
新「、、っ!
だれがメガネかけ機だ!」
久しぶりのこの気持ち
思わず笑顔がこぼれる
銀「おい、さっさと食おうぜ
飯は温かいうちがうまいんだよ」
食卓をみんなで囲むのなんて
久しぶりだ
いや、正確には一昨日ぶりなんだけど
それでも、懐かしくて嬉しくなる
『ところで、今日は1日何するんですか?』
銀「今日ぉ?
とりあえず、俺はジャンプを読む」
『へ、、?』
新「僕は、掃除と夕飯の買い物ですかね」
『ん、?』
神「ヨッちゃん達と遊ぶアル」
『え、、、
いや、そうじゃなくて、、仕事とか、、、』
銀「んぁ? んなもん今日はねえよ
今日も明日も明後日もねえよ」
『ない、?いやいやだって
銀さん言ってたじゃないですか
土方さんに毎日忙しいって』
銀「言ったよ、毎日忙しいよ俺
ジャンプは毎日読んでこそジャンプだからね」
『や、だから、ジャンプから離れて…』
神「A、お前、銀ちゃんに何聞かされたか
知らないけど、うちに仕事なんてないアル
万年金欠のブラック企業アル」
え、、、
『いや、え!?
うそうそ、じゃあ私はどうやって生活していけば…』
銀「んなもん、テキトーにやってれば
なんとかなるだろ」
『テキトーって…、、』
今更気づく、
わかってたじゃないか、
こいつは天然もじゃもじゃだって
生活力のせの字もないって、
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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月8日 16時