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意気込んだはいいものの、、





どうしよう、なにしよう、、、






きっと銀さんたちはまだ起きないだろうし




というか、みんな何時に起きるの




私は何時にご飯の支度をしたらいいの







洗濯物、回したい、、



でも勝手に触っていいものなのか



こだわりとかあったらどうしよう





なんてぐるぐる考えているうちに


時間が経ってしまった








「おはようございます」








玄関から聞こえたのは




新八くんの声







(ガラガラ





新「おはようござ、Aさん、

おはようございます、起きるの早いですね」




 

『おはようございます、

うん、その、なんていうか目覚めちゃって

新八くんこそ、早いね』






新「銀さん達が遅すぎるんですよ、


まったく、、、


、ところで、なにしてるんですか?」



新八くんの不審者を見るような目つきが


ソファで姿勢を正してる私に向けられる




『いや、あの、


家事をしようと思って、たんだけどね


勝手に触っていいのか、とか


みんな何時に起きるのかとか考えてたら


こうなってなりました』





新「はは、なんだ、そんなことですか


そんなの気にしなくていいですよ


たぶんあの人たちも


もうすぐ起きるんじゃないですかね」





そういうと、新八くんは台所へ向かった




それに慌てて続く




『わ、私もやるよ!』




新「ありがとうございます」




『いやいや、それは、、



こちらこそ、というか、、、


こんな、怪しいやつを招き入れてくれて



本当ありがとうございます』




深々とお礼をする




新「昨日は、すみませんでした、


僕たち、Aさんが困ってたのに、、」



『いや、それは本当に気にしないで


やばいやつだもん、実際、私やばいやつ


わかってて、それでも家に入れてくれるなんて


やっぱりみんないい人だよ』




新「Aさん、、、」




新八くんが笑う、、、



ぐずっ





『は、え、ちょっ、、、なに、


なんで泣いたの、なんで、』





新「すみません、いや、



Aさん、めちゃくちゃいい人だなって



ここ、、、というか、僕の周りに


こんなまともな人いないから、、、」






苦労が滲み出る新八くんの涙に




思わず引いてしまう





『え、、まともな人、いないの、、、』







いつのまにか泣き止んでる新八くんは




さあさあ、なんて言って



聞いていない、、






不安だけが私の周りをうずまく

.→←質素という名の貧乏で幸せな生活



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設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , トリップ   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月8日 16時

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