トラウマを引き起こす※リクエスト ページ22
彼らと喧嘩をしたAちゃん。
ある一言によりトラウマが脳裏を過ぎる
じっと何も言わず、表情が抜け落ち、目は黒く澱む。
_____
空
「ねぇ、聞いてるの…?………、A、Aっ!しっかりしてよ、!ねぇ、!」
貴方のことは分かっていたはずなのに。
理解していたはずなのに。
ぽろ、と出た言葉を思い出し、戦慄する
「ごめん、ごめんA、っ、おれ、その、…っ、え、と」
謝りたいのに、抱きしめたいに。
まだ喧嘩の熱が冷めなくて、ただ貴方を見据えることしか出来なくて。
蛍
「……?ど、したの、…?っあ、ご、ごめん、!私、…、っ」
何か、言いたいことがあるのに、。
こんなときに限って思い出せない
ただ、貴方が苦しんでいることしか思い出せなくて。
「A、大丈夫、大丈夫だよ、私が悪いの、全部全部」
貴方を震える手で引き寄せようとする
ぴくりともしない貴方を触れれば触れるほど焦燥感に満ちて。
ウェンティ
「っあ、その、これはちが、…」
言い訳を探すも、発してしまった事は紛れもない事実で。
だが喧嘩の勢いでつい言ってしまっただけ、
そんな声も、貴方には届くはずは無かった。
「ね、…ボクは、…ど、どうしたらいいの?ごめん、ごめ、辛いのはキミなんだけど、その」
黒く染まった瞳に自分が映っている気はしなくて。
貴方に伸ばしかけた手は虚空を断つ。
魈
「っ、違う!まて、っ、落ち着け!っぁ、…、」
訂正しようとするも時既に遅し。
何を見据えているのか、それすらも分からない貴方を見てくらりと目眩がする。
変わらない表情が魈を追い詰めてゆく。
「我はっ、違う、そんな事が言いたかったんじゃない、…っ!っひゅ、ふ…」
ぐるぐるとかけるべき言葉が頭を回る
だがどれも貴方に聞こえるはずは無いと塞ぎ込んでしまう
万葉
「まて、違う!Aっ、!…っ、A、拙者を、見ておくれ…」
周りから見ればただ見つめ合っている様だ。
だが、Aの目に映っているものは万葉では無く過去の何者。
咄嗟に言葉を紡ぐがAが表情を変える事はなかった。
「頼む、許してくれなど言わぬ、だからせめて、せめて瞳だけでもっ、」
正統な何かを、見据えてくれ。
言葉に出来なかったソレは、まだ自分を見ていてほしいという欲に値する。
話重っ…好き……
(リクエスト順間違えてました…ごめんなさい、これを書き終え次第書きます)
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可わ井 - 可蓮さん» ひょわ…こんばんは…!実は私も明日からテストで今もう限界突破してる最中なんですよ(諦めの境地)わ〜!ありがとうございます!!!またしても沢山褒められてしまった…嬉しいです。可蓮様の様な方々が沢山いるからこそ私も頑張れます、本当にありがとうございます! (2023年2月26日 22時) (レス) id: f0f06b8e1e (このIDを非表示/違反報告)
可蓮 - キャラ達の反応を上手く表現できているからこそ、可わ井さんの書く作品が素晴らしい魅力に満ちていると思い知らされます。体調に気を付けて、これからも作品を更新していってほしいです。長文失礼いたしました。 (2023年2月26日 20時) (レス) id: 0f5c173fce (このIDを非表示/違反報告)
可蓮 - 可わ井さん、ご無沙汰しております。こんばんは。昨日からテスト三昧で色々辛かったのですが更新分全てまとめて読んだら元気でました!もう三作品目になるのですね…とても早いと感じてしまいますが続編おめでとうございます!リクエストも沢山きていて (2023年2月26日 20時) (レス) id: 0f5c173fce (このIDを非表示/違反報告)
可わ井 - 日向〜ひゅうが〜さん» はわ………とっても嬉しいです…T_Tこちらこ本当にありがとうございます (2023年2月26日 2時) (レス) id: f0f06b8e1e (このIDを非表示/違反報告)
日向〜ひゅうが〜(プロフ) - ひゃ〜!ガイアさん最高過ぎです…( ´ ┓`)ありがとうございます!!! (2023年2月26日 2時) (レス) @page46 id: 0250c95a35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:可わ井 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/maru2525v
作成日時:2023年1月18日 22時