いっけな〜い！裁判裁判！【原神】 (ページ4)

今日:2 hit、昨日:15 hit、合計:25,023 hit

大フラグ回収ページ4

メロピデ要塞に着いた私は受付のお姉さんに話をして、今リオセスリさんを探している

彼の事はパレ・メルモニアで数回見かけたことがあるが、挨拶をした事があるかないかの関係なのでほぼ初対面と変わらない

『どんな顔してたっけリオセスリさん……』

初対面どころじゃないかもしれない。顔すら覚えていない

しょうがない、囚人に聞くか。とあたりを見回す

優しそうな囚人が良いな〜……………金髪。三つ編み……そして……空飛ぶ白い少女

コレ完全に

『旅人〜っ！パイモンちゃ〜ん！！』

「あれ、Aだ」

「なんでAがこんな所に居るんだ？もしかして…」

『罪は犯してないから安心して』

流石にヌヴィレットさんの顔に泥を塗るような事はしないよ

「じゃあなんでお前はこんな所に居るんだ？仕事か？」

『パイモンちゃん大正解！ちょっと大事な書類をここの管理者に渡さなきゃいけないんだけど…』

「リオセスリのこと？」

さっすが旅人

『そうなんだけど、恥ずかしいことに彼の顔が思い出せなくて……』

『もし会った事があるなら特徴を教えてくれない？』

ポケットからメモ帳とペンを取り出して、記者のように旅人の言葉を待つ

「特徴…？えっと、黒髪で、少しタレ目で背が高くて……」

「体格がめちゃくちゃ良いよな！あとケモ耳みたいな髪型してるぞ！」

『なにそれ？？？』

高身長でガタイ良くてタレ目で髪型がケモ耳みたい？？？

どんなギャップ萌えキャラだよリオセスリさん

待っていたメモ帳とペンをポケットにしまって、私はどうしたもんかと頭をひねる

「丁度今日の仕事も終わったし、探すの手伝おうか？」

『空くん……！でも良いの？』

そう言ってから私は空くんの近くに寄り、耳打ちをする

『ヌヴィレットさんからの依頼、順調?』

「大丈夫。もう大体の事は掴めたから」

そして空くんとパイモンちゃんは私にサムズアップしてくれた

『なら探してもらおうかな！』

「アイツ、執務室とかには居ないのか？」

『一応門番みたいな人に聞いてみたんだけど、入っていくのは見てないって言われちゃって』

「いつもどこに居るんだろう」

まぁまずそこからだよね

はぁ、もう探すのめんどくさいって

振り向いたら後ろとかにいてくれないかな

そう思うとふと、パイモンちゃんが私の後ろを指差した

「あ、A。リオセスリ後ろにいるぞ」

大フラグ回収成功