【第五人格】予言師君はまだ子供〔男主〕 (ページ13)

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LOST ページ13

うぅ…どうしましょう…

あの後皆さんと別れ、館内をお散歩がてら探索してたんです…

けど、サバイバーの屋敷に、こんな所あったでしょうか…？

まだ全ての部屋を把握したわけじゃないのですが、なんというか…扉が少し大きいような…

引き返した方が良かったですかね…？

ま、迷子なんかじゃありません！
探索です！た、探索！

迷子ということを紛らわそうと自問自答をしていると後ろに気配を感じた。
明らかに、サバイバーのような気配ではなかった

リッパー「おや？先程のサバイバーさんじゃないですか。
こんな所で一体何を?」

先程聞いた覚えのある声が、背後から聞こえました。

この声は確か…

A「は、ハンター…！」

逃げなくては

そう頭ではわかっていても
足がすくんで動けない。

吊られる、と思い
身構えているとハンターは優しくこう言いました。

リッパー「今はゲーム中ではないので、攻撃しませんよ。」

正直、信用できません。
だって、あんなにしつこく僕を追ってきて、椅子に座らせた方の言葉なんて信用できません

？？「リッパーはん？そこで何やってはりますの？」

ハンター、基リッパーと呼ばれる方の後ろから女性の声が聞こえました。
そのハンターは僕の事を一目見て、歓喜の目をしてこう言った。

？？「あら～！可愛いサバイバーはんやねぇ！
この子が予言師なん？
初戦でハンターできたリッパーはんが羨ましいわぁ…！！」

僕の頭を撫でてくださいました。
黒髪で綺麗な女性、とてもハンターとは思えませんでした。

リッパー「美智子さん、初対面なのにそんなことをしては怖がられてしまいますよ。」

美智子「そうやねぇ、ごめんな予言師はん…。つい可愛くて、撫でてしもたわ。」

A「いえ…！怖くなんて、ないです…！
むしろ、撫でてくださって、ありがとうございます…！
嬉しいです…！」

美智子「！！ほんま可愛えぇわぁ…！この子こっちの屋敷に住まわせたらだめ？」

リッパー「ダメです。私や美智子さんはともかく、ジョーカーさんなどは怖がられてしまいます。」

………、

どうやら僕は、ハンターの屋敷に来てしまったようです。