348_works ページ48
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青『んーどんなことしてる言われてもな』
真『もぉ〜!ちゃんと答えたりぃや!』
緑『真壁もアパレル部やろ(笑)』
いつもと違う居酒屋で
いつもと違う話題を持ち出してみると
藤井さんはわかりやすく困った顔をして
右手でガシガシと頭を掻いた。
あのあとユリちゃんが
神山さんも誘ってくれたらしく
年下同期3人組との宴を囲む。
緑『Aさんはさ、なんで
アパレル部がええなーって思ったん?』
「なんですかね、やっぱり、その…
冴島さんの影響、ですかね」
藤井さんの手前、
”冴島さん”というワードは
出しにくかってんけど。
青『へー、ハツカなんか言っとったん?』
「この会社好きなんやったら、
チャレンジした方がいいよ、って」
青『そっか』
そう言った藤井さんの表情が
柔らかかったのと、
そんな藤井さんをみつめるユリちゃんの視線が
あたたかくてホッとした。
冴島さんと話したあの日から
なんとなくアパレル部いいな、と思ってて。
そもそもうちのブランド好きやし。
流行には敏感なわけちゃうけど
オシャレするのも好きやねん。
ただ、そんな事忘れてただけかもしれへん。
やけど…
「やっぱ、向いてません…かね」
耳元に揺れるピアスを人差し指に絡めながら
思わず俯いてしまった。
青『まー、あれやな』
ひとつ、呼吸を置いて藤井さんが続ける。
青『向いてる向いてへんは
やってみんとわからへんくない?
ハツカやって期待できへんやつに
声かけたりせえへんやろうしさ。
あれであいつ、めっちゃ見る目あんねんで?
あれやん、支社の平野もめちゃめちゃ
ハツカにしごかれてんねやろ?』
真『平野くんは期待されてんで!
本社でも優良株やーて言われてるし♡』
緑『確かに冴島さんそうゆう感性あるよな』
同期3人が顔を見合わせたあと、
藤井さんが視線を私の方へと戻した。
青『…これは俺の意見やけどさ、
どこ行っても多分一緒やと思うねん。
もちろんやることはちゃうけどさ。
どこ行っても大変やし、Aちゃんにとっては
新しい場所しかないわけやん。
やったらもう何も考えんとうち来たらよくない?
俺も真壁もおるし』
緑『…なんも具体的な事言ってへんな(笑)』
真『もぉ〜!せやから流星に聞くん
間違いやって言ったやん〜!(笑)』
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N子(プロフ) - みいさん» ありがとうございます!!ちょっとずつですが更新していきますのでこれからもよろしくお願いしますm(__)m (2021年1月19日 22時) (レス) id: 23aa829248 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - 更新楽しみにしています (2021年1月19日 10時) (レス) id: 4ac5d5cf46 (このIDを非表示/違反報告)
N子(プロフ) - 涼子さん» コメントありがとうございます!最高の褒め言葉…ありがとうございます(T_T)最近バタバタしていて全然書けていなかったんですが今後ともよろしくお願いします…!!! (2020年10月15日 1時) (レス) id: c1b03e3648 (このIDを非表示/違反報告)
涼子 - こんにちは。総務部のカノジョ、大大大好きです!!更新、待ってます!頑張ってください! (2020年10月14日 15時) (レス) id: daa1d21853 (このIDを非表示/違反報告)
N子(プロフ) - たぁ。さん» もちろん覚えてます〜!いつもコメントありがとうございます(*^^*)感想頂けると本当に励みになるので嬉しいです(●^o^●)飽きずに読んで頂けるよう頑張ります!! (2020年7月30日 0時) (レス) id: c1b03e3648 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:N子 | 作成日時:2020年7月28日 0時