総務部のカノジョ１(JW桃)

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*




♫〜ｷｰﾝｺｰﾝ…ｷｰﾝｺｰﾝ…




紫『おっ、もう昼か！腹減ったなー。
Aさん、弁当っすか？』

「いつもはお弁当なんですけど
今日はコンビニでも行こうかなって」

紫『それやったら社食行きません？
お礼におごらせてください！』

「え、そんな、悪いですよ」

紫『いやほんまに！
すぐカバン置いてくるんで、
ちょっと待っててください！』




そう言うと濱田さんは
ダッシュで建設部へ入り、
またダッシュで戻ってきた。




濱田さんは手に財布を持ち、
ニコニコと笑っている。




「じゃあ、お言葉に甘えます」




・・・




まさか二日連続で
ここに来る事になるとは。




紫『んー、B定食もええな〜。
でもオムライスも捨て難いしな〜』




メニュー板の前で腕を組み、
う〜んと唸る濱田さん。




紫『Aさん、何食べます？』

「ん〜、じゃあこれで」




そう言って蕎麦を指差す。




紫『蕎麦かー！蕎麦もええなー！
…んー、俺も決めた！』




ヨシッ！
と意気込んで注文口へ向かう。




紫『おばちゃん！蕎麦と、カレーで！』




いや、カレーかい！！！




…と、心の中で
ツッコまずにはいられなかった。

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