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10. ページ11







シゲとまっすーを見送りお店を閉めると、俺と祐の自宅となっている2階に上がった。


「祐ちゃん、先にシャワー浴びておいで」


「うん」


クローズの時から何処と無く様子がおかしい祐。


もう今日は早く夕ご飯を食べさせてしまい、
早く寝かそうと心に決めて祐に声をかけると大人しく浴室へと向かって行った。






あの様子はなんなんだろう。


施設の頃から数えるともう長いこと一緒に暮らしているが、未だに掴みきれない部分も多い。




モヤモヤと悩みながらも手は動かし続け、夕御飯を準備していく。



どうせあまり食べてくれないから少なめに。





準備が終わる頃、タイミングよく祐がシャワーから戻ってきた。




「けーちゃんお先にありがと。けーちゃんもいいよ?」


「ううん、俺はご飯食べてからでいいよ。一緒に食べちゃお?」


「ん」




一緒に食べないと祐は絶対に食べてくれない。

長年の経験からそう分かるからよっぽどのことがない限り食事は2人で取るのが俺の中では決まりだった。









2人だけの食卓で向かい合って食事をとる。


朝食は苦戦したが、夕飯は何も言わなくてもお皿に盛り付けてある分は大体食べてくれていた。





ぼーっとしながら

施設にいた頃はもっと人数がいたから、最初のうちは2人きりが少し寂しかったなー

なんて思っていると祐が何かを言いたそうにこっちを見上げていた。




「ん?祐ちゃんどうかした?」



「…なんでもないよ?」



「うそ。何か言いたそうにしてたもん。なんでも言ってごらん?」


変なとこで遠慮してしまう祐に出来るだけ優しく声をかける。


「えっと…ほんとに何でもないの。ただ、シゲとまっすーも一緒に住めたら楽しいのになって思って…」


だから今日2人が帰る時に元気が無かったのか。
納得した。


「そうだねーそしたらきっと楽しいよね」


恥ずかしそうに頬を染める祐に同調してやるが、照れた祐は慌てて夜分の薬を飲むと食器を片手に立ち上がった。


「ごちそうさま!」


そそくさと台所に逃げ込む後ろ姿があまりにも可愛くて笑みが溢れる。







祐が幸せそうで俺は安心したよ。

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ルル(プロフ) - こんにちは!いつもるかさんの作品楽しみに見ています!今回の設定も本当におもしろくてすごいなぁ(*・ω・)って思ってます!これからも応援しています!無理せず更新してくださいね! (4月20日 11時) (レス) id: 1a033fe3e4 (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - ももさん» え、同士ですね…( ; ; )嬉しいです…期待は重い方が励みになります!ありがとうございます!! (3月20日 18時) (レス) id: 6bd7c49b43 (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - NEWSangelさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!気分であちこち更新していきますのでよろしくお願いします(//∇//) (3月20日 18時) (レス) id: 6bd7c49b43 (このIDを非表示/違反報告)
もも - え、需要しかないお話…。設定から今までですでに大好き、、。楽しみにしすぎちゃいます、、!(重い)笑 (3月20日 10時) (レス) id: 0fb9fd972b (このIDを非表示/違反報告)
NEWSangel(プロフ) - いつも楽しく見させてもらっています!更新楽しみにしてます!今回のお話も素敵です。 (3月20日 9時) (レス) id: 05c997570a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るか | 作成日時:2019年3月20日 0時

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