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それからまた一週間がたった。
「あー…疲れた…」
今週はなんだかバタバタしていて、やたらと疲れた。
それでも愛犬のシーツやご飯などは無くなるから、買いに行かなきゃいけない。
重たい足取りで、私はまたXJランドへ向かう。
そういえば…あの店員さん、いるのかな？
なんて言ったっけ…。
…やばい、タロウちゃんしか覚えてないや。
冬「いらっしゃいませー」
お店に入ると、そこにはいつもの店長だけがいた。
あ、タロウちゃんいないんだ…とか、ちょっと思ってしまったりなんかして。
「お願いします」
私はいつも通り必要なものを手に取り、今日はご飯を少し変えてみよう、と新しいご飯もカゴに入れた。
レジに向かうと、店内の掃除をしてた店長がこちらに来てレジを打ってくれる。
冬「はーい…………あ」
「え？」
冬「いや…ご飯変えるんすか？」
「あー…最近食い付き悪くて、ちょっと変えてみようかなと」
冬「なるほど…ちょっと待っててくださいね」
そう言って、店の奥に消えていく店長。
なんだろう…ご飯変えるの、あんまり良くなかったかな？
ソワソワしながら店長の帰りを待ってると、2.3分して戻ってくる足音が聞こえる。
虎「お待たせしました、ご飯のサンプル…あ」
「あ…………タロウちゃん」
現れたのは、私がカゴに入れた新しいご飯のサンプルを持っているタロウちゃん。
驚いたのもあって、思わずタロウちゃんって出ちゃった。
だって、いると思わなかったし。
虎「ふ…はは！タロウちゃんって」
「思わず…すみません」
虎「いや、いいよタロウちゃんで。また来てくれたんだね」
「帰り道なんですよ、寄って帰るのにちょうど良くて」
タロウちゃんは喋りながら、慣れた様子でレジを打ってくれる。
最後に表示されたのは、3480円。
財布を漁って、小銭を出そうとすると、ピッと画面が変わった。
そこに再度表示されたのは、2500円。
虎「ご近所割〜」
「え…いや大丈夫です！そんなに割引いてもらうの悪いし…！」
虎「いーのいーの、この前のお礼」
「いやでも…」
さすがに、1000円くらいは多すぎるよ。
焦って、元の金額でお金を出したけど、タロウちゃんにそのまま返されてしまった。
「そんなお礼されるようなことしてないですよ…」
たかが、送っただけなのに。
でもタロウちゃんは、
虎「じゃあ、オレからのプレゼントってことで。ね？」
と、笑った。
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鈴＠不登校なりかけ(プロフ) - もう…好き…（語彙力皆無）一虎くんが死ぬほど笑ってるとこ見たいな…（）いっぱい更新して下さりありがとうございます… (5月14日 21時) (
レス) @page26 id: d1eba475be (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - 鈴＠不登校なりかけさん» 初めまして！コメントありがとうございます(>_<)私生活がバタついていて、更新遅れてしまい申し訳ないです…！待っていてくださってとっても嬉しいです！これから更新頑張りますので、どうぞよろしくお願いします！ (5月12日 0時) (レス) @page16 id: f848a8e85a (このIDを非表示/違反報告)
鈴＠不登校なりかけ(プロフ) - 初コメ失礼します。久しぶりの更新ありがとうございます〜(´；ω；｀)このお話大好きなので嬉しいです！応援してます。 (5月11日 23時) (レス) @page16 id: d1eba475be (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - あさん» 初めまして！コメントありがとうございます^^* 好きと言って貰えて嬉しいです！長らく時間が空きましたが、また更新再開しますので、どうぞよろしくお願いします！ (5月11日 22時) (レス) id: f848a8e85a (このIDを非表示/違反報告)
あ - めちゃくちゃ好きです…( ߹꒳߹ ) (2022年12月18日 7時) (レス) @page12 id: 2424924dd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷりん | 作成日時：2022年11月24日 9時
